活動報告
わたしたちが行ってきた活動について報告致します。シリーズ系の活動はこちら
研究者に会いに行こう!
近年、将来就きたい職業ランキングでも上位に現れはじめた「研究者」と触れ合えるイベントを実施しました。 東京大学・千葉大学・筑波大学の大学院生らや教員が、実験や工作を交えながら最新の科学をわかりやすく紹介しました。 空きアパートをDIYで改修して柏駅前にオープンした科学館の一室を利用して実施しました。 世界と競い合いながら日々進歩している科学の世界を、ちょっとのぞいてみませんか。
★ 日 時 :午前の部 10:00~11:30 (9:45~受付開始)、午後の部 15:00-16:30 (14:45 受付開始)
①-1 4月14日(土) 130億年 銀河の旅 (菅原 悠馬 東京大学大学院)
①-2 4月22日(日) 130億年 銀河の旅 (菅原 悠馬 東京大学大学院)
②-1 5月26日(土) 氷が語る地球の今昔 (宮本 千尋 東京大学大学院)
②-2 5月27日(日) 氷が語る地球の今昔 (宮本 千尋 東京大学大学院)
③-1 6月16日(土) 自然環境からわかるヒト社会 (野村 一貴 東京大学大学院)
③-2 6月17日(日) 自然環境からわかるヒト社会 (野村 一貴 東京大学大学院)
④-1 8月04日(土) 発掘!化石体験講座 (泉 賢太郎 氏 千葉大学 特任助教)
④-2 8月05日(日) 発掘!化石体験講座 (泉 賢太郎 氏 千葉大学 特任助教)
⑤-1 9月08日(土) 小さな砂粒の大きな力 (小林 怜夏 筑波大学大学院)
⑤-2 9月09日(日) 小さな砂粒の大きな力 (小林 怜夏 筑波大学大学院)
⑥-1 10月7日(日) いのちの設計図をみつけよう (赤津 亜希 千葉大学大学院)
⑥-2 10月8日(月祝) いのちの設計図をみつけよう (赤津 亜希 千葉大学大学院)
★ 場 所 :手作り科学館 "Exedra" (柏市末広町9-6 柏嶋屋荘)<柏駅から徒歩約5分>
★ 対 象 :小学3年生~6年生
★ 参加費 :各回2,000円(実験・工作あり。1回からご参加いただけます)
★ 定 員 :各回20名(事前予約制、先着順)
★ 締切り :各回前日24:00
★ 主 催 :柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
★ 後 援 :柏市教育委員会
★ 問合せ :ksel.sci_at_gmail.com("_at_"を@に変えてお送りください。)
★ 申 込 :締め切りました
サイエンスカフェ「光×〇」
研究者として「生きる」6人が自身の研究内容を「光」をテーマに熱く語ります。あなたの暮らしをより明るく楽しくするようなお話をお届けします。まるでカフェでおしゃべりするような感覚で「ライト(気軽)に」ご参加ください。
一緒にお茶やお菓子を楽しみながら、私たちと繋がるサイエンスの世界に「光」を当ててのぞいてみませんか。
★ 日 時 :いずれも15:00~16:30 (14:45~受付開始)
① 2017年10月14日(土)「光×銀河」
菅原 悠馬(東京大学宇宙線研究所 博士課程1年)
② 2017年11月18日(土)「光×光」
秦 大樹(東京大学新領域創成科学研究科 修士課程修了)
③ 2017年12月09日(土)「光×エアロゾル」
宮本 千尋(東京大学理学系研究科 博士課程1年)
④ 2018年01月13日(土)「光×電気自動車」
延命 朋希(東京大学工学系研究科 博士課程1年)
⑤ 2018年02月10日(土)「光×地盤」
小林 怜夏(筑波大学システム情報工学研究科 修士課程1年)
⑥ 2018年03月10日(土)「光×磁石」
松浦 康平(東京大学新領域創成科学研究科 博士課程1年)
★ 場 所 :柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK) <柏の葉キャンパス駅から徒歩2分>
★ 対 象 :大人の方ならどなたでも(興味はあるけど、日頃あまり科学に触れる機会がないという方、大歓迎!)
★ 参加費 :1,500円(軽食・ドリンク付き)
※ 準備の都合上、取消連絡の日時により、参加費に対する以下の割合のキャンセル料を申し受けます。指定の口座までお振込みください。なお、振込手数料はご負担ください。
7日前以降20%、3日前以降40%、前日60%、当日100%
★ 定 員 :各回25名(事前申し込み制、先着順)
★ 締切り :各回前日24:00
★ 主 催 :柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
★ 問合せ :ksel.sci_at_gmail.com("_at_"を@に変えてお送りください。)
アストロトーク
過去2シーズン、柏の葉で開催して人気を博したアストロトークを、今シーズンは当会が準備した科学館で開催しました。 一緒に冬の宙(ソラ)に想いを馳せてみませんか?小中学生向けの昼の部と、大人向けの夜の部を同日開催!手作り科学館"Exedra"の企画第一弾です。
画像をクリック or タップすると、ポスターが見られます
★ 講 師 :羽村 太雅(国立天文台 広報普及員/江戸川大学 非常勤講師)
菅原 悠馬(東京大学宇宙線研究所 博士課程1年)
延命 朋希(東京大学工学系研究科 博士課程1年)
★ 場 所 :手作り科学館"Exedra" (地図はこちら。JR柏駅より徒歩約5分、柏市末広町9-6 柏嶋屋荘)
★ 開催日 :10/29(日), 11/23(木・祝), 12/9(土), 2018年 1/13(土), 2/10(土), 3/10(土)
いずれか1回からご参加いただけます。
◆ 昼の部(小中学生向け) ◆
★ 時 間 :14:30~16:00(受付開始=14:15)
★ 対 象 :小学3年生~中学生(小学2年生以下のお子さんはご参加いただけません)
★ 参加費 :2,000円(実験・工作あり)
★ テーマ :10/29(日) 地球を包むボール?! ~天動説の世界~
11/23(木・祝) 宇宙の立体地図を作ろう!!
12/09(土) 望遠鏡の仕組み ~天体観察できるかな?!~
2018年 01/13(土) 虹色の宇宙 ~光とものの色~
02/10(土) 見えない光を発見せよ!!
03/10(土) 宇宙人からのメッセージ?!
◆ 夜の部(大人向け) ◆
★ 時 間 :17:30~19:00(受付開始=17:15)
★ 対 象 :大人の方ならどなたでも(興味はあるけど、日頃あまり科学に触れる機会がないという方、大歓迎!)
★ 参加費 :1,500円(ドリンク付き)
★ テーマ :10/29(日) 地球外生命を探して ~夜空に抱く夢~
11/23(木・祝) 見上げてごらん 大きな月と流れ星
12/09(土) 星と銀河を色で知る
2018年 01/13(土) 130億年前から届いた光 ~銀河~
02/10(土) 星座と神話
03/10(土) 生活の天文学 ~暦~
◆ 昼の部、夜の部 共通 ◆
★ 終了後 :夜の部終了後、晴天時は天体観望会を、曇天・雨天時は望遠鏡操作講習会を開催します。興味をお持ちの方はご参加ください(参加任意)
★ 定 員 :各回20名(事前申し込み制、先着順)
★ 締切り :各回前日24:00
★ キャンセル料:準備の都合上、取消連絡の日時により、参加費に対する以下の割合のキャンセル料を申し受けます。指定の口座までお振込みください。なお、振込手数料はご負担ください。7日前以降20%、3日前以降40%、前日60%、当日100%
★ 主 催 :柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
★ 問合せ :ksel.sci_at_gmail.com("_at_"を@に変えてお送りください。)
セミの羽化を観察しよう!~「なぜ?」を探す夏休み~
毎年、夏になると、KSELのメンバーと一緒に、セミの羽化を観察する会を開催しています。
KSELのセミの羽化観察会は、観察の前に座学を行うのが特徴です。今年は、初めての参加者を対象とした「観察編」と、過去に羽化の観察経験があり、さらに探求を深めたい方を対象とした「研究編」に分けて実施しました。初めての方も、過去に参加したことがある方も、楽しんでいただけたようです。
毎年、お子さん以上に大人の方が興奮されています。大人の方のみでのご参加も多くいらっしゃいます。
【観察編】 羽化って何?初めての羽化観察ガイド
羽化観察の前に、セミのことを基礎から学びたいあなたにおすすめの講座です。
「そもそも“うか”とか“ふか”って何?」、「セミって何を食べているの?」などセミの生態に関する疑問から、「羽化の観察って、どこに注目したらいいの?」、「子供の自由研究のヒントがほしい」といったご要望まで、まとめてお応えします!「昆虫に詳しいわけじゃないけれど、なんだかセミの羽化は面白いみたいだから見てみたい!」という方も大歓迎!予備知識なしでも楽しめる、分かりやすい講座を目指します。
※昨年参加されている方は研究編をご受講ください。
【研究編】 セミについてもっと知ろう!:セミがうつしだす社会・文化・環境
私たちにとって最も身近なムシのひとつである、セミ。
しかし、日常生活で関心を持つことはなかなかないですよね。
ここでは、「セミそのもの」ではなくて、「セミを通して分かること」に焦点を当てます。
海外のセミ事情、文学作品の中のセミ、害虫としてのセミ、環境指標としてのセミ...。
セミのもつ様々な顔を通じて、身近な自然とのかかわりを体感してみましょう。
過去にセミの羽化観察会にご参加されたことのある方はこちらにお申込みください。
★ 応用講座となっていますが、基礎講座での知識を前提とするものではありません。
ただし、セミの観察のポイントや生態についての実践的な解説は少なくなっております。
★ 日 時 2017年8月6日(日) 20:00~22:00
★ 会 場 柏の葉公園体育館 2階会議室
★ 対 象 小学3年生以上(小学生は必ず保護者の方とご参加ください。大人の方のみでの参加も歓迎です!)
★ 参加費 1名200円
★ 定 員 観察編45名、研究編15名(要事前申込、先着順)
★ 参加者 全72名
★ 持ち物 懐中電灯、スプレー、観察に必要なものなど
【大人向け】空は大きな実験室!~大気中に浮かぶ小さな粒子「エアロゾル」のお話~
「エアロゾル」って聞いたこと、ありますか? 黄砂やPM2.5はいかがでしょう?エアロゾルとは大気中に浮かぶ小さな小さな粒子のことです。実は、この小さな粒子たちが、地球の環境も変えるような、大きなはたらきを持っているのです。
エアロゾルはなんぞや?というところから、実は身の周りにあふれているけどあまり知らない、エアロゾルの世界をご紹介しました。大気中から捕まえてきた粒子も顕微鏡で見ながら、エアロゾルが気候に与える影響を、実験を交えながら考えました。
★ 日 時 2017年4月9日(日) 16:00~17:30
★ 会 場 コレクティブハウス(柏の葉キャンパス駅徒歩約8分。地図:https://goo.gl/maps/euiL3Cy36XN2)
★ 対 象 大人の方はどなたでも(小学生以下の方はご参加いただけません)
★ 話し手 宮本 千尋(東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻 博士課程1年)
★ 参加費 1,500円(お飲み物・軽食付き)
★ 定 員 15名(要申込、先着順)
★ 申込数 4名、参加者数 3名
【大人向け】土壌の世界にど~じょ!
KSELではこれまで、地元柏の葉で見られる星々や昆虫、地下の貝や微生物など、様々な自然を
テーマにしたプログラムを行ってきました。
そしてこの度は、地面に目を向けた大人向けプログラム「土壌の世界にど~じょ!」を開催しました!
子供の頃は土遊びをしたけれど、大人になってから土を見ていないな~という方、
最近のニュースから土や環境に興味を持った!という方、
身近な公園をいつもと違った視点から見てみたいという方、
にお集りいただき、一緒に柏の葉公園を歩いて、足元の世界をみてみました。
★ 日 時 2017年2月4日(土) 14:00~16:00
★ 会 場 千葉県立柏の葉公園(コミュニティ体育館2階 会議室集合)
★ 対 象 大人の方であればどなたでも(小学生以下のお子さんはご参加いただけません)
★ 参加費 1,000円(お飲み物&ミニサンプルつき)
★ 定 員 20名(要申込、先着順)
★ 参加数:8名
アストロトーク
陽が落ちるのが早くなると、夜空を見上げる機会も増えるのではないでしょうか。昨年好評だったアストロトークを今年も開催いたしました!!
工作を中心とした小学3年生以上対象の子ども向けと、じっくり話を聞きたい大人向けの2通りをご用意しました。
★【宇宙に星を散りばめよう】(子ども向け)
宇宙空間の広がりを卓上で再現する「立体星図」を作ります。
☆ 日 時:2016年11月5日(土)16:30~18:00
☆ 会 場:UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)
☆ 対 象:小学3年生以上
☆ 参加費:2,500円(工作材料代込み)
☆ 講 師:羽村 太雅(国立天文台 広報普及員 / KSEL 会長)
☆ 参加数:17名
★【星空を独り占めしよう】(子ども向け)
暗闇に光る星々の輝きに、古代から人類はあこがれてきました。そして現在、我々はプラネタリウム投影機を使って
昼間でも、どんなところにでも星空を映し出すことができるようになりました。投影機を自作し、ご自宅に星空を映して
一晩中独り占めしませんか。
☆ 日 時:2017年1月21日(土)16:30~18:00
☆ 会 場:柏の葉オープンイノベーションラボ(KOIL)6階 スタジオ
☆ 対 象:小学3年生以上
☆ 参加費:2,500円(工作材料代込み)
☆ 講 師:羽村 太雅(国立天文台 広報普及員 / KSEL 会長)
☆ 参加数:13名
★ 【柏の葉公園に惑星を探して】(大人向け)
惑星は探査が進み、地表の様子が少しずつ明らかになってきました。今回はこれまでの探査で分かってきた惑星の様子を解説した後、
柏の葉公園内を一緒に散策し、公園内に惑星と同じ環境を探しました。
☆ 日 時:2016年11月19日(土)15:30~17:30
☆ 会 場:柏の葉公園センター大会議室&公園内
☆ 対 象:天文学に興味はあっても、日頃あまり夜空を見上げていない、【主に】10代後半~40代の方
☆ 参加費:1,500円(軽食、ドリンク付き)
☆ 講 師:羽村 太雅(国立天文台 広報普及員 / KSEL 会長)
☆ 参加数:2名
★ 【流れ星を探して】(大人向け)
冬になると、街は多数のイルミネーションで彩られます。夜空には明るい星々が煌めき、ふたご座流星群、しぶんぎ座流星群も
加わって一層にぎやかさを増していきます。そんな中、素敵なディナーをいただきながら、流れ星に想いを馳せてみませんか。
特に2017年は流星群の当たり年。流星群を楽しむコツから流星が光る理由まで、様々な視点から解説する大人のためのアストロトークを
ご用意しました。
☆ 日 時:2016年12月10日(土)17:00~18:30
☆ 会 場:オークビレジ柏の葉
☆ 対 象:天文学に興味はあっても、日頃あまり夜空を見上げていない、【主に】10代後半~40代の方
☆ 参加費:5,000円(ビュッフェディナー、2ドリンク付き. 未成年の方は1,000円引きでノンアルコール)
☆ 講 師:羽村 太雅(国立天文台 広報普及員 / KSEL 会長)
☆ 申込数:1名
★【ガリレオの望遠鏡を作ろう】(子ども向け)
1609年、ガリレオ・ガリレイが世界で初めて望遠鏡を宇宙に向けて天体観測の歴史が始まったと言われています。
そこで、彼の観測を追体験すべく、当時ガリレオが使ったのと同じく口径4 cmの屈折式望遠鏡を制作し、天体を観察しました。
☆ 日 時:2016年12月10日(土)17:00~18:30
☆ 会 場:UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)
☆ 対 象:小学3年生以上
☆ 参加費:2,500円(工作材料代込み)
☆ 講 師:秋田 文隆(星空案内人® 準星のソムリエ)
☆ 参加数:25名(申込:31名)
★ 【地球外生命を探して】(大人向け)
2016年10月、NASAが木星の衛星エウロパから間欠泉が出ていると大々的に発表しました。太陽系外に地球に似た惑星を探す
試みは日々新しい成果をあげ、第二の地球が見つかる日も一歩一歩近づいています。もしかしたら、地球外に生命が見つかる
日も、もうそこまで来ているのかもしれません。天文学、惑星科学など様々な視点から地球外生命を探す取り組みの基礎から
最前線までをお話しします。まだ見ぬ世界の広がりを夢見てみませんか。
☆ 日 時:2017年1月14日(土)17:00~18:30
☆ 会 場:オークビレジ柏の葉
☆ 対 象:天文学に興味はあっても、日頃あまり夜空を見上げていない、【主に】10代後半~40代の方
☆ 参加費:5,000円(ビュッフェディナー、2ドリンク付き. 未成年の方は1,000円引きでノンアルコール)
☆ 講 師:羽村 太雅(国立天文台 広報普及員 / KSEL 会長)
☆ 参加数:10名
サイバーセキュリティカフェ ~ウェブサイト運営を安心・快適に~
昨今、情報漏えい事件などが相次ぎ、外部からの攻撃に備えた情報セキュリティの必要性が高まっています。
消費者の意識の高まりも相まって、サイバーセキュリティ対策は小規模事業者にとっても無視できない項目のひとつです。
しかし、身近なところでサイバーセキュリティについて学ぶ機会は必ずしも多くないのが現状です。
そこで、KSELでは内閣サイバーセキュリティセンターと協力してWeb上での情報保護に関する勉強会を開催しました。
過去には多数のサイエンスカフェを開催してきたKSELならではの、和やかな雰囲気ながらも本格的に学べる講座となりました。
企業のセキュリティ担当者支援のスペシャリストを講師にお招きして、特にお仕事で情報保護などに
従事されている方々には、非常に有意義な時間になったのではないでしょうか。
【企画概要】
★ 日 時:2016年 2月27日(土) 10:00~12:00
★ 会 場:スマートシティミュージアム 2階会議室
★ 対 象:起業家の方、お仕事で個人情報を扱う担当者の方、ご自身の私生活で情報流出などの危険について
知りたい方など、Webを媒体とした情報のセキュリティに興味・関心のある方
★ 参加費:1,000円(教材費、飲食費など)
★ 定 員:18名(先着順)
★ 講 師:松尾 秀樹 氏(株式会社セキュアシステムスタイル 代表取締役社長)
★ 司 会:川口 洋 氏(内閣サイバーセキュリティセンター 参事官補佐)
★ 主 催:内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)/柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
理科の修学旅行 2015冬 「天からの手紙」を読み解こう
自然科学とは、自然の在り方の本質を理解するための営みです。そこで、自然体験活動を通じて自然の中にある「なぜ」、
すなわち科学の種を探す修学旅行を開催しています。自然界に潜む不思議な現象に触れ、理科・科学に親しみましょう。
今回は、初めて冬に開催します。結晶化、積雪、雪崩…雪氷研究の第一人者である中谷宇吉郎に「天からの手紙」と言わしめた雪の様々な姿を学び、
科学を紐解きに出かけました。
もちろん、夜は星空観察や温泉も! 雪山の自然を満喫できる2日間です!
【企画概要】
★ 日 時:2016年 1月30日(土)~31日(日)
★ 行 先:新潟県 南魚沼郡 苗場周辺
★ 対 象:小学校3~6年生
★ 参加費:19,000円(バス代、昼食費、保険料、等)
★ 定 員:30名(先着順、最少催行人数 15名)
★ 詳 細:
特設ページをご用意しましたので、企画の詳細は、
こちらをご覧ください。
第4回 ジオサイクリング ~海と陸の境をめぐる旅~
自転車で柏の葉の街を巡りながら、地球の歴史を学ぶツアー。今回は1万年前の海と陸の境を巡り、当時この地に住んでいた人々の暮らしに迫りました。貝塚などを手がかりに過去の生活環境を学ぶことは、海水面変動など環境の変化を理解することにもつながります。
【ジオサイクリング 開催報告】 順番が前後しましたが、5月30日に、暖かな日差しの中、ジオサイクリングを実施しました。 ジオサイクリングとは、自転車で地域を巡り地形の起伏を感じながら、地質学・地理学などの視点から地球や土地について学ぼう...
Posted by 柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL) on 2015年6月23日
★ 日時: 2015年5月30日(土)13:00~15:30
★ 場所: 柏の葉周辺地域を自転車で巡ります(集合・解散は柏の葉キャンパス駅改札前)
★ 定員: 10名
★ 対象: 小学3年生以上(大人のみの参加も歓迎!)
自転車に乗れる方
★ 参加: 1,500円(テキスト代、保険代込み)、事前申込制、先着順
★ 持ち物:自転車(+300円でレンタサイクルも可能です)
★ 講師: 北澤 滋 氏(流山市立博物館 主任学芸員 専門:考古学)
★ 主催: 柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
「変人たちの偉業 ~π(パイ)の日にパイを食べながら語る数学者の生涯と魅力~」
小学校で習った円周率3.14を、中学・高校の数学ではπ(パイ)と呼びますよね。3月14日のパイの日に、パイを食べながら数学の世界を形作ってきた偉人達の人生を振り返ろう、というトーク企画を実施しました。
変人と呼ばれることもある数学者達は、何を思い、何を見て来たのか。そして、世紀の大発見をしたとき、彼らは何を感じていたのか…
数学という世界は、数字や記号だけでは語りきれない、ロマンとドラマが潜んでいます。ピタゴラス、ラマヌジャン、ワイルズ、ポアンカレ…それぞれの数学者達がどれだけ変人で、どれだけ偉人だったのか。
円周率パイ(π=3.14)の日にパイを食べるという数学者の習慣を実践しながら、偉大なる変人たちの魅力に触れたひとときでした。
今回は数学マニアではなく、数学の世界や偉人達に少しだけ興味はあったけど、取っ付きにくいと思っていたし、数学が苦手だったからあまりよく分からないかもしれない、と思っている方にこそ楽しんでいただける企画設計とし、深浦雪人参と青森のアップルのパイをご用意させていただきました。
「変人たちの偉業 ~π(パイ)の日にパイを食べながら語る数学者の生涯と魅力~」
★ 日時: 2015年3月14日(土) 13:00~15:00
★ 講師: 横山 明日希(早稲田大学数学科 卒業/理系+創設者)
★ 主な対象:数学に興味はあるが、接点のなかった方々(中学生以上)
★ 定員: 20名(先着順)
★ 参加費: 1500円(パイ、飲み物付き)
★ 場所: 柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)(柏の葉キャンパス駅 徒歩1分)
★ 主催: 柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
★ 協力: 柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)
「うんちの化石! ~太古の生物の生活に迫る!~」
「糞化石は臭くないし汚くない、ロマンが詰まっているのです。」
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士3年の泉賢太郎さんをお招きして、生物の進化・生態系の発達を理解する上で有益な指標となる糞化石について、その魅力や研究から分かってきた最新の成果等を交えて講演していただきました。
小学生・親子向けの昼の部では、子ども同士で本物の糞化石を回しながら観察したり、親御さんと一緒に前のめりでお話を聞いたりしているのが印象的でした。家に帰った後も、家族で感想を述べ合ったり、親子で一緒になってさらに深く調べたりと、糞化石をテーマに話が盛り上がってくれたらと思いました。
お酒も入った大人向けの夜の部では、講演後は泉さんを囲んで積極的な質疑応答がおこなわれました。同じテーブルに座った参加者の方々も、糞化石を見た感想をきっかけに交流を楽しんでいました。初めて糞化石を触った感動を共有し、夢中になっているもの同士、打ち解けやすかったのかもしれませんね。
今回残念ながら参加できなかった方もいらっしゃいますので、ここからは泉さんの講演内容についてお伝えします。
糞化石を様々な観点から研究することで、太古の生物について多くの情報を得ることができます。例えば糞の形や大きさからは生物の種類が、採集場所の古環境からはその生物の生息地の情報が、内容物からは何を摂食していたのか、太古の生物の生態系の複雑さを推測することもできるのです。
化石は地層の中で形成されます。したがって、特に水棲生物の方が生きた痕跡が化石として残りやくなります。まず魚や貝が糞をして、海底や湖底に沈みます。その糞が砂や泥などの堆積物の中に埋没した後に、長い年月をかけて隆起し風雨によって削られて地層が露出します。こうして糞化石として発見されるようになるわけです。
例えば釣りの餌に使われるユムシという生き物の糞化石だと推測されている化石があります。ユムシは海底の砂ごと飲み込んで、砂の中に混ざった餌を食べます。そして砂を排泄するとき、小さな団子状に固め、巣穴の中にまとめておきます。この排泄砂団子は周辺の地層の状態と異なるため、糞化石だと推定することができます。現代に生きる生物の生態や糞を把握しておくことで、未知の糞化石に対してどのような生物の糞なのか、推測がしやすくなるのです。
糞化石には食べかすが残っていることがあり、そこから生命活動の一端がわかることもあります。例えば先ほどのユムシの糞には数μm~数十μmのプランクトンが豊富に含まれており、なかでも円石藻という植物プランクトンが多く含まれていました。一方、ティラノサウルスの糞化石には骨の断片や筋細胞が発見されており、肉食であったことを示唆しています。
泉さんは共同研究者とともに、日本最古の脊椎動物の糞化石を宮城県で発見しました。約2億4700万年前のこの化石は科学的な観点からとても興味深い存在です。その糞化石ができるよりわずか昔、約2億5200万年前に地球史上最大規模の生物大量絶滅イベントが発生し、地球の生態系が大きく崩れました。その後少しずつ生態系が回復していったと考えられるため、この糞化石は当時の生態系がどの程度の早さで回復していったのかを理解する重要な指標になります。実際にこの糞化石の成分や含有物を分析すると、小型の骨が含まれていました。これまで考えられていた大量絶滅期直後の生態系は、非常に単純な生態系が考えられていましたが、この研究によって大量絶滅期直後からすでに脊椎動物同士の捕食が始まっており、これまで考えられていたよりもはるかに複雑な生態系が、急速に回復していたことが示唆されました。
このように生物の生態系や、地球の歴史を紐解く鍵となる糞化石は、まだまだ世界各地に眠っており、これからさらに研究が進められれば太古の生態系がどうなっていたのかを推測することができるかもしれません。お客さんと一緒に、スタッフも糞化石の魅力をたっぷりと味わえた講演でした。[執筆:高石、編集:羽村]
★ 日時:2015年2月21日(土)
昼の部:14:30~16:00(小学生向け)
夜の部:16:30~18:30(大人向け)
★ 講師:泉 賢太郎(東京大学大学院 理学系研究科 博士課程3年)
★ 定員:昼の部 20名
夜の部 20名
★ 参加費:昼の部 500円
夜の部 1,500円(軽食付き)
★ 場所:柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)(柏の葉キャンパス駅 徒歩1分)
★ 主催:柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
★ 協力:柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)
コスメティック・アート ~五感で感じる香粧品科学の世界~
KSELの卒業生である城西大学の横田先生を講師にお招きして、ご自身の卒業後の民間企業と大学での研究を基に、皮膚科学と香りについての講座を開催していただきました。
前半は皮膚の構造や化粧品の成分・特性についてのレクチャー、後半は自分の好きな香りの練り香水を作るワークショップです。みなさん、熱心に質問したり、香料の香りを嗅ぎ分けたりしていました。
終了後の時間で自由参加の交流会を開催したところ、ほとんどの方が残ってくださり、咲いた話の花は講座についての質問から大学院生の日常生活に至るまで、多岐にわたりました。
運営の立場としては、終了後のゴミからフローラルな香りが漂ってくるのが新鮮な驚きでした(笑)[羽村]
★ 日 時:2014年12月7日(日) 13:00-15:00
★ 場 所:まちのクラブハウス キッチン会議室(柏の葉キャンパス駅 徒歩約5分)
★ 講 師:横田 麻美 氏(城西大学 薬学部 助手)
(東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカルゲノム専攻修了後、製薬メーカーにて化粧品の研究開発に携わる。
現在は、城西大学薬学部皮膚生理学講座の助手として、皮膚・化粧品及び皮膚適応医薬品研究や教育活動に従事。)
★ 参加費:1500円
★ 対 象:中学生以上
★ 定 員:20名(先着順)
サイエンスカフェ 2014
2014年10月25日(土)、KSEL恒例イベントのサイエンスカフェが東大柏キャンパスの一般公開に合わせて開催されました。今年のサイエンスカフェは二本立て。午前中に柏キャンパス内で大人向けの講座を開き、午後には柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)にて子供向けのイベントを開催しました。●大人向けサイエンスカフェ「超高齢社会ってどんな社会?」
「サイエンスカフェ」と聞くと自然科学を連想する方が多いのではないでしょうか。今年は初の試みとして、社会科学の分野で地域と高齢社会について研究をしている、柏キャンパスの博士課程の学生を講師としてお招きし、研究紹介と参加者を交えた討論型ワークショップを行いました。
前半の研究発表では、「高齢者」「超高齢社会」などの定義から始まり、高齢社会は人類が初めて直面する現象だということを学びました。その後、参加者は二つのグループに別れ、住んでいる地域の高齢化の影響について意見を出し合い、出された問題についての解決案について議論しました。
参加者のみなさんは率先して意見を出し合い、非常に白熱した討論会となりました。朝10時半から幅広い年代の方々に集まっていただき、「高齢社会」というテーマを一緒に研究する、とても貴重な時間を過ごさせていただきました。参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。[天沢]
●子ども向けサイエンスカフェ「紙がみのチカラを探る!」
子ども向けサイエンスカフェでは、紙についてのワークショップを行いました。
製造工程や繊維に関すること、水の吸収力やその模様などの幅広いテーマについてクイズや実験を挟みつつ紹介しました。最後には子供達一人一人に紙作り体験をしてもらいました。身近な物で作り上げた紙すき道具を使い、みんな熱中して取り組んでいました。また、紙のリサイクルについても紹介しました。
紙のように身の回りにありふれているものは、工夫がされているにも関わらず興味を持ちづらいものだと思います。特に紙は何から出来ているのか想像しづらいものでもあります。このワークショップを通じてそうした身の回りの不思議に好奇心を持つようになってもらえれば何よりです。[吉田]
自然界の対称性~おりがみでみのまわりのかたちをつくろう
2014年10月4日(土)、柏の葉キャンパス二番街祭りにて、「自然界の対称性~おりがみでみのまわりのかたちをつくろう」のワークショップを開催しました。幼稚園から小学生までの子供たちが集まりました。身の回りの形や、対称性の話を聞いた後、折り紙を複数回折って、はさみで切り込みを入れることによって、いろいろな身の回りの形ができることを学びました。なれない手つきの子もいましたが、みんな熱心に折り紙とはさみを駆使して、太陽、草木、お花や雪の結晶を作りました。
切込みを入れた後、折り紙を開いてみせたときの子供たちの目の輝きが、僕達の励みになりました![徳永]
理科の修学旅行 2014
昨年実施して大好評をいただきました、小学生向けの「理科の修学旅行」、今年も開催いたしました!自然科学とは、自然の在り方の本質を理解するための営みです。そこで、自然体験活動を通じて自然の中にある「なぜ」、すなわち科学の種を探す修学旅行を開催しています。理科の修学旅行とは、自然体験活動を通じて理科・科学に親しむ、合宿型の理科実験・体験教室です。自然界に潜む不思議な現象に触れ、理科・科学に親しみましょう。
■ 日時:2014年9月20日(土)~21日(日)
■ 行先:新潟県 南魚沼郡湯沢町 苗場周辺
■ 対象:小学3年生~中学生
■ 定員:40名(先着順)
特設ページを設けておりますので、詳細はこちらをご覧ください!
子ども科学遊び講座「光の不思議~虹を見よう、夕焼けをつくろう~」
2014年8月10日(土)、鎌ヶ谷市立図書館で「光の不思議~虹を見よう、夕焼けをつくろう~」という実験講座を開催しました。小学校では少ししか触れない光について、特に「屈折」と「散乱」に絞った話をしながら、虹と夕焼けを再現する実験をしました。
スリットを付けたライトの光を水槽に当てて虹を作ったり、牛乳を少し加えた水を入れたペットボトルを重ねてオレンジ色だけ透過させたり、自分が光になって屈折を体感したりなどと、盛りだくさんの実験講座で子ども達はたくさん驚き、楽しんでくれました。
身近に溢れているのに原理がよくわからない光の現象についてたくさんの疑問や興味を持って、自分なりに調べたり、実験してくれればと思います。
お越しいただいた鎌ヶ谷市やその周辺の市民の皆さん、ありがとうございました。また是非KSELのイベントにご参加ください![秦]
柏の葉キャンパスシティ 夏休み自由研究ツアー
2014年7月26日(土)、8月2日(土)の2回にわたって、三井不動産ビルマネジメント様の「柏の葉キャンパスシティ 夏休み自由研究ツアー」のプログラムの一部として、小学生とその親子向けに3つの講座を同時開催しました!それらの様子を発表者のコメントとして3つに分けて、以下でお伝えします。
●エネルギーを体感しよう!(高学年向け)~エネルギーの見える化~
高学年向けの本講座は、よく聞くけど目に見えない、「エネルギー」についてより身近に感じてもらおう!という内容でした。
まず、エネルギーって何だろう?と考えて、「燃やす」「動かす」「明るくする」などの生活が便利になるような機械や製品をたくさん思い浮かべてもらいました。次に、それらの多くに共通する「電気」を複数のブロックを使って可視化する模型の工作をしました。電位の変化を基準面からの高さの変化として表現する、教育現場では水流モデルと呼ばれる物を、KSELなりにアレンジして製作した木製模型です。
最後にその模型を使って、電池と電球の直列並列つなぎがどうなるかを予想し、実際に実験して確認しました。保護者の方も一緒に夢中になって議論し、実験結果と予想が一致した時、子ども達からも大人からも喜びと感動の歓声が上がりました!
今回のように、ただ覚えるだけでなく簡単なモデルを使って考えることは分かりやすくて楽しい、ということを感じてくれていたら嬉しいです。[秦]
●エネルギーを体感しよう!(低学年向け)~いろいろなもので発電しよう~
小学校低学年のちびっ子たちは電気を作る実験をしました。まず最初に電気は目に見えないので、電気が流れると音が鳴る装置と光る装置を使って電気を知覚できるように工夫します。
電気はレモンと亜鉛板、銅板の組み合わせによって、そしてペットボトルを使った風車によってそれぞれ作りました。
レモンを使った発電は「レモン電池」と呼ばれていて、2種類の金属のイオン化傾向の差を利用した電池です。
風車は風の運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電装置です。うまく音が鳴らない、うまく光らない...。子供たちは試行錯誤しながら工作を楽しんでいました。
実験が終わったら考察タイム。「もっと電気を作るにはどうしたらいいだろう??」
子ども達に発表してもらい、ちょっとヒントは出しましたが、そのまま答を言わずにセクション終了。ぜひ実験でいろんなアイデアを試してみてくださいね![広川]
●天気の仕組み~空気の流れと雲のでき方~
この講座には、小学校低学年のお子様とその保護者の方、16名が参加してくださいました。
講座の前半は雲のでき方について学習しました。今からみんなで雲を作りましょう、と呼びかけると、「えぇぇー!!」という驚きの声。フラスコや注射器などの器具と数滴の水、線香の煙を使って、雲を作ることができました。後半は、天気図を基にした立体パズルに親子で挑戦しました。等圧線に沿って切られたピースを積み重ねてパズルを完成させた後、パズル上の最も高い場所から空気に見立てたビー玉を転がして、風の吹く方向を確認しました。参加してくれた小学生は、ビー玉の転がる様子を熱心に記録していました。
今回学習した雲のでき方と空気の流れは、身近な天気予報はもちろん、惑星についての最新研究にも繋がっています。この夏休みに、空を眺めたり天気予報を見たりしながら、今回学んだことを思い出してもらえたら、とても嬉しいです。ご参加、ありがとうございました![小林]
セミの羽化を観察しよう~「なぜ?」を探す夏休み~
2014年7月26日(土)、柏の葉公園で「セミの羽化を観察しよう」を開催しました。昨年に続く第2弾です。梅雨明け後の、熱い夜に44名の親子に参加していただきました。今年は、羽化の過程に焦点をあてました。なぜ夜に、幼虫から出た瞬間は、翅のようすは?など成虫になるまでの羽化の過程について説明をした後、公園に繰り出して観察会をしました。観察ポイントでは、たくさんのセミが羽化の真っ最中。参加された親子は、間近でみる羽化の様子に大興奮でした。写真を撮ったり、スケッチをしたりなどして、様々な状態を観察することができました。
参加者の皆さんからは、自宅近くで生命の生まれる瞬間をみることができ感動的だったと、大いに楽しんでくださったようです。お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。また是非KSELのイベントにご参加ください![北澤]
ジオサイクリング3~柏の谷の秘密の迫る~
2014年5月25日(日)、自転車で大地を旅する“ジオサイクリング”を開催しました! 今回のサイクリングは柏の葉キャンパス駅近くにあるこんぶくろ池を源として、手賀沼まで注ぐ「地金堀」沿いの地形。川沿いには、小さな谷や湧水、城跡などが残されています。サイクリングに出発する前に地形図でコース周辺の地形を確認しました。台地と谷がどこにあるのか、地形図で標高15mのラインを探す作業です。宅地化されている上、最近では地図を見ない人が多いためか、参加された皆さんはかなり苦労をしていました。15mのラインを追っていくと小さな谷がいくつもあることがわかりました。
周辺の地形を確認した後はいよいよサイクリングです。普段なかなか気が付かない小さな起伏や宅地化された中にある谷、湧水の場所などを地図で確かめたり、地層の成り立ちの説明をしながらゆっくりを手賀沼に向かって進んでいきました。予想よりも暑くなく絶好のサイクリング日和でした。
昼過ぎに北柏のふるさと公園に到着してランチタイム。ここでは、参加者の自己紹介、地層や地形の成り立ちや地震・火山の話など、食べながらも大いに盛り上がりました。そして、今回のテーマ「地金堀の谷はどうしてできたのか?」、参加した皆さんに問いかけましたが、浸食・縄文海進などの答えはでますが、なかなか正解はでず…。帰り道では正解(答えはプレート)を考えながら走っていたようです。
柏の葉周辺には台地と谷、たくさんの野鳥。緑など豊かな環境が残されています。サイクリングをしながらみなさんも探検してみてはいががですか。
KSELではこれからもサイクリング企画を行っていきたいと思っています。今後のイベントにご期待ください。[北澤]
不思議な絶景 ?どうしてそうなった?!?:マルシェコロール出展!
2014年4月26日(土)、マルシェコロールに出展しました!これまでは、物販を伴ったワークショップが多かったですが、今回は主催者さんからの「知的なコーナーを作って欲しい」というリクエストにお応えして、参加無料のディスカッション型ワークショップを行ないました。
この写真にも写っているような自然現象の写真を見ながら、写真の中に潜む自然科学の「種」を、お客さんとスタッフが一緒に話しながら見つけていこう、という内容です。自然科学の原点に返ろう、というメッセージを込めて企画してみました。
写真のインパクトが大きかったのか、かなり多くのお客さんに足を止めていただき、ほとんどの方はじっくり語り込んでくださいました。このように知的好奇心旺盛なのが、柏の葉の街の特徴のひとつだな、とも実感しました。写真を撮影した立場としては、なんだか照れくさいような、誇らしいような不思議な気分になりました(笑) これからも、「 理科の修学旅行」などを通じて、コンセプトに合った写真を集めていこうと心に誓ったのでした![羽村]
KSELと一緒にプロから極意を教わろう! 鳥の体の仕組みを学ぼう!
2014年4月19日(土)、KSELと一緒にプロから極意を教わろう!シリーズ第三弾「鳥の体の仕組みを学ぼう!」を開催しました。このイベントはKSELメンバー向けの勉強会を一般の方々にも公開したもので、今回は講師としてLiferBird代表の北村亘先生をお招きしました。前半は、北村先生ならではの視点から鳥についてのご講演をいただきました。鳥の定義や特徴から始まり、飛行に特化した鳥の体の構造について詳細なご解説をいただきました。参加者の皆さんからも多くの質問が飛び交い、予定時間を超えて大いに盛り上がりました。
後半は、講義でも解説のあった鳥の部位を、実際に焼き鳥として美味しくいただきながら、懇親を楽しみました。
遠方からご足労いただいた参加者の方も多く、今回の会も大盛況となりました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。[徳田]
◆イベント詳細◆
★ 講師 :北村 亘 先生
(Liferbird代表)
★ 日時 :2014年4月19日(土)19:00~21:00
★ 場所 :まちのクラブハウス
★参加費:2000円(焼き鳥、飲み物つき)
★ 対象 :どなたでも
★参加者:31名(未就学児~大人まで)
KSELと一緒にプロから極意を教わろう! 人体の不思議に迫る ~ 初心者向けヨガ体験会~
2013年11月17日(日)に、「人体の不思議に迫る ~ 初心者向けヨガ体験会~」を開催しました。
このイベントは、KSELの今後の活動に活かすために様々な分野の知見を学ぶKSELメンバー向け勉強会・体験会に、
一般の方もご招待したもので、シリーズ第二弾となりました。
今回は、KSELメンバー5名と一緒に12名の一般の方にもご参加いただき、講師の坂田さんから、イシュタヨガの呼吸法、姿勢、
基本のポーズを教わりました。
初めのうちは、自分の呼吸や姿勢をコントロールしようと気を張っていたスタッフや参加者の皆さんでしたが、
先生のゆったりとしたお話に合わせてヨガのポーズをしていくうちに、だんだんと静かでリラックスした雰囲気に変化していきました。
自分の体の動きや体の音に気持ちを集中させることは、とても心地よく新鮮な体験でした。
今回初めてKSELのイベントに参加してくださった方、遠方から来てくださった方、普段からイベントに来てくださる方、
たくさんのご参加ありがとうございました。
KSELでは勉強会の他にも独自の企画を多数開催しておりますので、今後もぜひ遊びにいらしてください。[小林]
◆イベント詳細◆
★ 講師 :坂田 梓 先生
(ヨガインストラクター 全米アライアンス修了)
★ 日時 :2013年11月17日(日)17:00~18:30
★ 場所 :柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)
★ 参加費:1500円(マット持参の場合は1000円)
★ 対象 :どなたでも
★ 定員 :15名(先着順)
西原小学校 子どもルーム 出張授業 【秋のレクリエーション】
2013年11月16日(土)、西原小学校 子どもルームにて1~4年生を中心とした小学生を対象に出張授業を行いました。
今回は宇宙についてのちょっとした講座のあと、型にビーズを埋め込んで樹脂で固め、オリジナルの宇宙を表現した
ストラップを作りました。子供たちは、最初はとまどいながらも、次第に作業に集中し、自分たちだけの宇宙づくりに
一生懸命になっていました。完成品を手にしたときの、子どもたちの笑顔がとても印象深かったです。
たくさんのご参加ありがとうございました! [安木]
この出張授業は毎年、西原小学校 子どもルームの【秋のレクリエーション】として出張を依頼され、これまで3年間連続で 開催しているものです。このような依頼を元にした出張授業も開催いたしておりますので、ご希望の方はメール (ksel.sci_at_gmail.com "_at_"を@に変える)にてお気軽にご連絡ください。
KSELと一緒にプロから極意を教わろう! カクテル作りの極意を学ぶ!~ テクニックから科学へ ~
2013年10月27日(日)、「カクテル作りの極意を学ぶ」と題した第一回のKSELメンバー向け勉強会を、一般の方々にも公開して開催しました。
当日はKSELメンバー7名を含め計14名が集まり、カクテルについて楽しく味わいながらの勉強会となりました。
講師は石原怜さん。2012年のかしわウィスキーフォーラムのグランプリ受賞者です。
前半は、石原先生にカクテルやバーについて、ご講演いただきました。
「カクテルの定義とは…?」「カクテルの起源と歴史」「各国のアルコール飲料の歴史」「Barでの過ごし方」などなど、
色々な切り口からの解説でした。
後半は実際にカクテルの試飲やウォッカの飲み比べなどを行い、最終的には自分で好きなカクテルを作ってみました。
カクテルにまつわるお話ももちろん勉強になりましたが、お酒の場では参加して下さった一般の方との会話も弾み、様々なご意見を
伺えたので、今後の活動の参考にさせていただきます。
KSELではこうした勉強会を通して、日頃取っ付きにくいと言われる科学を別の切り口から捉える企画ができないかと模索中です。
今後とも身近な切り口から科学に迫っていけるような会を開催していけたらと思っておりますので、応援よろしくお願いします![越石]
◆イベント詳細◆
★ 講師 :石原 怜 先生
(かしわWhisky Forum 2012 グランプリ)
カクテルコンペティションの優勝者から、カクテル作りのいろはを学びます。柏のコミュニティメディアKStream
で洋酒のおいしさやまめ知識などを多くの方に伝え、オシャレな酒文化を広める活動をされている先生です。
★ 日時 :2013年10月27日(日)18:00~20:00
★ 場所 :まちのクラブハウス
★参加費:3000円(カクテル・おつまみ付き)
★ 対象 :どなたでも(ノンアルコール飲料もご用意しました)
★ 定員 :20名(先着順)
サイエンスカフェ at 柏の葉 2013
2013年10月26日、KSELの恒例イベント“駅前出張!サイエンスカフェat柏の葉”を開催いたします。今年は、東大大学院生が中心となって科学コミュニケーションで柏の葉の地域交流の活性化を目指す団体KSELと、同じく東大大学院生が中心となって出身高校で出張授業などを手がけている団体BAPとの共同開催により、子どもも大人も気軽に楽しめるイベントとなっております。科学についての特別な知識は必要ありません。お茶やお菓子と共に、東大の大学院生と一緒に科学トークを楽しみ、魅力的な世界を体感してみませんか?
●子ども向けプログラム:「電気の不思議に迫ってみよう」
日常生活から切っても切りはなせない"電気"。今回はそんな電気の作り方の仕組みについて学び、実験を通して電気と触れ合ってみます。
【講師】東京大学大学院 新領域創成科学研究科 修士課程2年 徳田 悟(KSEL)
流山市立博物館 学芸員 北澤 滋(KSEL)
●大人向けプログラム:「古代種は復活するのか?~眠れる竜を起こす遺伝子工学~」
一般的にもなじみ深い言葉となった遺伝子組換え生物や、ノーベル賞の日本人受賞からも話題になったiPS細胞に代表される細胞工学など、遺伝子工学の技術の進歩が生命科学を発展させています。今まで興味はあったけれど、いまいちわかりきれていない気がしていたという方も多いのでは?今回はそんな遺伝子のお話。
【講師】東京大学大学院 新領域創成科学研究科 博士研究員 斎藤和紀(KSEL)
●大人向けプログラム:「さいきん(最近)のさいきん(細菌)のはなしします。」
細菌や微生物と聞くと、どのような物事を思い浮かべるでしょうか?彼らは、身の回りのいたるところにたくさん生息しているだけではなく、地球環境や生態系にとって、なくてはならない登場人物(生物?)なのです。そんな普段は見ることもできない細菌のお話。
【講師】東京大学大学院 新領域創成科学研究科 修士過程2年 中島悠(BAP)
日時:10月26日(土) 午後5時~7時
場所:UDCK (柏の葉アーバンデザインセンター)
対象:子どもから大人まで
参加費:子ども (小学生以下)300円,大人500円
定員:70名 (残席に余裕がある場合は当日参加も受け付けます)
主催:柏の葉サイエンスエデュケションラボ(KSEL)
柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)
共催:東京大学 大学院生出張授業プロジェクト”BAP”
協力:三井不動産株式会社
本イベントは、台風27号、28号接近に伴う荒天が予想されるため、中止とさせていただきました.
親子自由研究@柏の葉~柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)と過ごす夏休み~
●「セミの変身を観察しよう!」ワークショップ
【日時】 平成25年7月28日 18:30~20:00
【参加対象】 小学生とその保護者
【場所】 千葉県立 柏の葉公園 コミュニティー体育館 会議室
【参加費】 グループごとに200円
【募集人員】 親子15組
【持ち物】 懐中電灯 筆記用具 あればカメラなど
※虫よけ等は各自でご用意ください。
●「天気のしくみを親子で学ぼう!」ワークショップ
【日時】 平成25年8月17日 [午前の部] 10:30~12:00
[午後の部] 13:30~15:00
【参加対象】 小学校とその保護者
【場所】 柏の葉スマートシティーミュージアム(TX柏の葉キャンパス駅 東口徒歩3分)
http://www.mitsuifudosan.co.jp/kashiwanoha/museum/
【参加費】 大人300円 小学生200円(大人の入館料を含む)
【持ち物】 筆記用具
【募集人員】 各回6組
花火×科学 開催
2013年08月03日(土)、東大柏Ⅱキャンパスを含め六ヶ所を会場とした「柏・我孫子花火大会in手賀沼」に合わせて、花火にまつわる科学を紹介する「花火×科学」というイベントを行いました。
なぜ様々な色で光るのか、花火が開いた時の大きな音のわけなど、花火を少し違った視点で楽しめるようなお話をしてから、実際に花火を見に行きました。
来場者の皆さんは、目の前で打ち上げられる大迫力の花火を見ながら炎色反応や音について話してくださり、花火も科学も大いに楽しんでくださったようです。お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。また是非KSELのイベントにご参加ください!
イベント詳細
日時:8月3日(土) 18:30~ ※雨天の場合4日に延期
場所:二番街内コモンA コレクティブハウス
対象:二番街にお住まいの方優先(小学4年生以上)
定員:先着10名様
講師:秦 大樹(東京大学大学院 修士課程1年)
参加費:200円(お茶菓子代)
PRフェスタ 出展
2012年11月17日(土), 18日(日)、柏の葉のさわやかちば県民プラザで開催される、学生のための地域の文化祭「PRフェスタ」に出展します!お楽しみに!
サイエンスアゴラ 出展
2012年11月11日(日)、お台場の科学未来館で開催されたサイエンスアゴラ2012に出展しました。千葉市科学フェスタと同様、秘密のメッセージを隠した アロマキャンドル作りのワークショップを行いました。今回は、本来意図していた通り、カップルで参加される方が多かったのが特徴的でした。 元々、カップルで楽しめるように設計されたワークショップです。12月8日のクリスマスサイエンスフェスティバルでは、さらにグレードアップさせた 企画も行いますので、お楽しみに! [羽村]
駅前出張!サイエンスカフェ at 柏の葉 2012
2012年10月27日(土)16:00~18:00、東京大学柏キャンパス一般公開の後に例年開催しているサイエンスカフェを今年も開催しました。
前身の2008年から数えて5年目の本年は、初めて参加対象を中学生以上に限定し、大人向けの内容で東大の大学院生と東京理科大の大学生が講演を行いました。
サイエンスカフェは飲み物を片手に参加できるカフェ形式で、日常では中々触れることのない科学の世界を気軽に学ぶことができます。
また、講師との距離が近く、すぐに質問できる対話型であるため、科学知識の有無に関わらず楽しめます。
今年は「No Border ~世界はひとつにつながっている~」がテーマで、異なる専門を持つ講師のコラボレーションによって、 ひとつの対象を複数の視点から『学融合』的に観察できることを体験していただきました。
イベント詳細
日時 : 2012年10月27日(土) 16:00-18:00
場所 : 柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)
アクセス: つくばエクスプレス線 柏の葉キャンパス駅 徒歩1分
主催 : 柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)
柏市民活動フォーラム 発表
2012年10月7日(日)、アミュゼ柏にて行われた市民活動フォーラムで代表の羽村が発表を行いました。
市民活動フォーラムは、柏市を中心に活動する様々な市民団体が集まる情報交換の場です。
KSELは12月8日に行うクリスマスサイエンスフェスティバル2012 in 柏の葉に向けた取り組みを紹介しました。
非常に興味を持っていただいたようで、多数の質問を受けた他、当日の協力に名乗りを上げてくださった方もいらっしゃいました。
KSELをはじめ、地域で行われている市民活動は「人」の力、協力が不可欠です!また、地域でのコミュニケーションの活性化を目指して
活動するKSELにとっては、皆さんとご一緒できる機会をいつも探しています。地域で行われる大規模なコミュニケーション活動です、
興味をお持ちの方は是非お手伝いいただければ幸いです。メールにてお気軽にご連絡ください。
今後ともKSELをよろしくお願いします。 [羽村]
千葉市科学フェスタ 出展
2012年10月6日(土), 7日(日)に千葉市科学館で開催された、千葉市科学フェスタのメインイベントに出展しました。 「秘密のメッセージを隠したアロマキャンドルを作ろう」と題して、イラストやメッセージを削ったタイルを入れ込んだアロマキャンドルを作成する ワークショップを行いましたが、子ども達には事前の予想をはるかに上回る盛況ぶりで、スタッフ一同、嬉しい悲鳴を上げていました。 材料や機材の準備の都合で、せっかくお越しいただいたにも関わらず体験していただけなかったみなさん、申し訳ありませんでした。 代わりと言ってはなんですが、12月8日のクリスマスサイエンスフェスティバル 2012 in 柏の葉でも同様の出展を行ないますので、今回体験できなかった方は、 是非ともそちらに遊びにいらしてください!みなさんとお会いできるのを、スタッフ一同、楽しみにしております。 [羽村]
科学コミュニケーション研究会
2012年9月8日(土)、東京大学本郷キャンパス 小柴ホールにて開催された、科学コミュニケーション研究会にて、KSELの理念と問題意識、そして 日頃の活動とChristmas Science Festiavlの構想に関して発表を行いました。とても興味を持っていただいたようで、非常に活発な質問をいただきました。 特に地域活性化を謳った地域密着型の科学コミュニケーション活動は珍しかったようでした。 [羽村]
KSEL納涼祭 開催
2012年9月2日(日)、日頃お世話になっている方々にお集まりいただき、納涼祭と題して、日頃の感謝をお伝えすると共に、柏の葉の地で活動する
様々な方々のつながり・ネットワークを新たに生み出していただけるように、という願いを込めて、交流会を開催しました。
科学に関するミニトークの他、音楽の演奏なども交え、非常に盛り沢山な会となりました。
今回お越しいただけなかった方も、次回は是非、この輪の中に加わってください!お待ちしています! [羽村]
【共催】流山市立博物館 出張講座
2012年8月25日(土)、流山市立博物館では初めて、高校生メンバーによる小学生向け科学教室を開催いたしました。
今回のテーマは「水中シャボン玉をつくってみよう」でした。ご参加いただいた小学生のみなさん、ありがとうございました!
参加者は保護者の方も含めると、午前18名、午後13名ののべ31名!幼稚園のお子さんから小学校6年生まで、幅広い年齢層のお子さんが
参加してくださいました。
最初のうちはなかなか水中シャボン玉ができずにいた参加者も、高校生のアドバイスにより、徐々にコツをつかみ、
最終的には何個も水中シャボン玉を作れるようになっていました。
高校生による、なぜ水中シャボン玉ができるのかという講義に、参加者は興味津々。スクリーンを食い入るように見つめている姿が印象的でした。
その後、洗剤の量、洗濯のりの量、水の温度を変え、どういう条件のときによく水中シャボン玉ができるのか、実験しながら
考えました。参加者は、試行錯誤を繰り返したり、じっくり腕を組んで考えたり、高校生にアドバイスをもらったりして、
水中シャボン玉ができるのに最適条件を探していました。
最後に色つきの水中シャボン玉を作りました。色とりどりの水中シャボン玉に参加者は大興奮。最後の締めにふさわしい
きれいな水中シャボン玉ができました。
高校生と一緒に水中シャボン玉を作ること、そして実験を通じて最適な条件を探すことを通じて、考えることを楽しんでいただくのが
本出張授業の狙いでした。実験中の参加者の様子を見ていると、その目的は概ね達成できたように感じました。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました。[大嶽]
日時:平成24年8月25日(土) 午前の部:10:00~・午後の部:13:30~
会場:流山市立博物館 中央図書館会議室
対象:小学生(保護者の参加も歓迎)
定員:20名
費用:無料
講師:柏の葉サイエンスエデュケーションラボ 高校生メンバー
【主催】第6回 Science Select Book Cafe "だんらん"「ヒコーキ博士になろう!」
2012年8月18日(土)、第6回"だんらん"「ヒコーキ博士になろう!」を開催しました。 当日の様子はだんらん特設ページをご覧ください。
柏の葉マルシェコロールに出店!
2012年8月4日(土)、柏の葉キャンパス駅前で開催された、マルシェコロールに出店しました。8月は暑い時間帯を避けてナイトマルシェ!それでも暑かったですが…(苦笑)
KSELが今回出展したのは、「ビールに見える二色ゼリー」の販売と、自分で作れるワークショップ!ワークショップには、スタッフの予想をはるかに上回る大行列ができました!嬉しい悲鳴です。
でも、マルシェコロールと夏祭りの集客力のおかげで、とても多くの方々にワークショップを楽しんでいただけました。
みなさん、上が白くて下が黄色い or 黒い二色ゼリー、どうやって作るかわかりますか?
KSELでは3月のマルシェにも、同様のワークショップを出展しましたが、今回はまた別の原理で二色構造を作りました。さて、どうやったでしょう?! そこにはどんな科学が潜んでいるのでしょう?! 是非、考えてみてください!
【主催】第5回 Science Select Book Cafe "だんらん"「夢を叶える道具『科学』 ~地球外生命探しを例に~」
2012年6月30日(土)、第5回"だんらん"「夢を叶える道具『科学』 ~地球外生命探しを例に~」を開催しました。 当日の様子はだんらん特設ページをご覧ください。
柏の葉小学校特別授業
2012年5月21日(月)、金環日食直後に柏の葉小学校で特別授業を行いました。
小学校1年生から3年生までの約170名を対象に、大嶽が「金環日食を終えて」と題して、金環日食をより深く知っていただくための講演とゲームを行いました。
講演では、金環日食がいかに珍しい現象なのかを中心にお話しました。途中にクイズを取り入れたところ、
たくさんの生徒さんの手が挙がり、大変盛り上がりました。
ゲームでは、にぎりこぶしを月に、自分の顔を地球に、体育館に置いたカラーコーンの列を太陽の直径に見立てて、日食体験をしていただきました。
「ここだと太陽見えるよ」「ここなら見えないよ」と話しながら、太陽が月で隠れる位置を真剣に探している姿が印象的でした。
貴重な金環日食の観察体験を、より深く子どもたちの心に残すことができたようでしたら幸いです。
柏の葉小学校との連携はまだ始まったばかりですが、今後も柏の葉地域での交流を深めながら活動していきます。 [大嶽]
【主催】第4回 Science Select Book Cafe だんらん "ジオサイクリング"
2012年4月21日(土)、第4回"だんらん"「ジオサイクリング」を開催しました。当日の様子はだんらん特設ページをご覧ください。
『高校生×大学生・大学院生交流会』を開催しました
2012年3月27日(火)、さわやかちば県民プラザの研修室をお借りして、 高校生と大学生・大学院生による交流会を開催しました。当日は高校生6名、大学生・大学院生5名(KSELメンバー4名を含む)の計11人で交流会を行いました。 KSELでは、これまでイベントを通してたくさんの高校生とかかわる機会がありましたが、その際に、高校生から「もっと他の高校の生徒とも交流をもちたい」 「大学生・大学院生の話も聞いてみたい」という声が寄せられていました。 そこで、今回の交流会を企画して、高校生同士、また高校生と大学生・大学院生の交流の場を設けました。
当日は、午前中に自己紹介とサイエンスにまつわるレクリエーションを、午後はグループに分かれてペーパークラフトを行ないました。
午前中の自己紹介は、聞く側も興味をもって楽しく聞けるように、1つだけ嘘を交えて聴衆が 見破る、というゲームを交えながら行いました。聞く側も嘘を探ろうとどんどん質問して、大変盛り上がりました。 また、レクリエーションは「イラストあてゲーム」を行ないました。相手チームの科学にまつわるイラストの題材を当てるものです。 参加した高校生は、普段から科学に慣れ親しんでいる人が多かったので、なかなか絵で表現するのが難しいようなお題も、 工夫してうまく表現していました。お題を出す側も、「光合成」「沸騰」…など、なかなか高度なお題を出していました。
午後は、グループワークとして廃紙を使ったペーパークラフトを行ないました。テーマは「紙で橋を作る」。どのグループもそれぞれ創意工夫がみられ、 個性豊かな橋を作りました。高校生も大学院生も、橋に関する図鑑や本をじっと見ながら、構造やデザインなどにも凝った作品を作成していました。 完成後は、グループごとに橋に名前を付けてプレゼンテーションをしました。その際、プレゼンテーション・デザイン性・ネーミングセンスなどに ついて他のグループを評価し合って、アワードを決めたりもしました。最後は、完成した橋にビー玉を転がして、ビー玉の走行距離を競いました。
高校生は、普段なかなかものを作ったり大学院生と気軽に話すような機会がないので、その点では今回の交流会に満足した様子でした。 ただ、参加した高校生が同じ学校の生徒ばかりで、他校の高校生同士が交流する機会を設けることができなかったので、その点については次回の課題となりました。 KSELでは、今後も科学を通してこのような交流の場を提供していきたいと思います。今回参加できなかった高校生のみなさんも、是非遊びにいらしてください! お待ちしています![越石]
開催日時:2012年3月27日(火)10:00~17:00
開催場所:さわやかちば県民プラザ 小研修室1、フィットネススタジオ
柏の葉マルシェコロールに出店!
2012年3月25日(日)、柏の葉マルシェコロールに、科学に関するワークショップとタピオカジュースショップを出店しました!
マルシェコロールとは、柏の葉キャンパス駅周辺で月1回開催されるお祭りです。
そこに今回初出店したKSELは、「科学で食卓を”だんらん”の場に。」というテーマで、食を切り口に科学の魅力をお伝えし、
楽しんでいただくことを目標としました。
ワークショップでは、2色ゼリーと2色カクテルジュースを作りました。
2色ゼリーは、下側がフルーツゼリー、上側がババロアになっています。参加者の皆さんと一緒にゼリーを作り、均質に混ざった
状態から2色に分かれる様子を観察しながら、「どうして2色に分かれるのか?」という不思議に
潜む科学をお伝えしました。レシピをお渡ししたので、ご家庭でも実際に作っていただき、2色ゼリーの不思議について考えて
いただければ幸いです。一方、2種類のジュースは一度混ざると2色に分かれることはありません。
これは、2色ゼリーとは正反対の現象です。ところが、“ある方法”でジュースを注ぐと2つの
ジュースが混ざらずに、2色のカクテルジュースを作ることができます。ここにも、「どうして注ぎ方を
変えれば2つのジュースが混ざらないのか?」という不思議が隠れています。“ある方法”というのが気になる方は、
ぜひお問い合わせください!
タピオカジュースショップは、2011年11月に行われたヤングパワームーブメント(YPM)で出店したLabCafeのタピオカドリンク
販売の復活版です。タピオカジュースを売りつつ、ジュースに潜む豆知識の書かれた正四面体の展開図を来店者にお配りし、正四面体の
組み立ても楽しんでもらえる機会を作りました。
途中で小雨が降ったり、強風が吹き荒れたりする日でしたが、高校生メンバーや十余二を知ろう会の皆さん、
メンバーのお知り合いの方にもご協力いただき、おかげさまで無事出店することができました。いろいろなところに散りばめた
科学の不思議を、来店者の皆さまに楽しんでいただけたのであれば幸いです。今回は、様々な年代の方にご協力いただいたこと、
そしてワークショップに参加してくださったのが、3歳から11歳のお子さんとその親御さんだったことから、
世代を越えた交流が生まれました。普段接する機会のない人たちが、科学を通じて一緒に楽しむことのできる“だんらん”
の場を、これからも創っていきたいと考えています。[仲村]
日時:2012年3月25日(日)10:00~16:00
場所:柏の葉148街区(つくばエクスプレス線 柏の葉キャンパス駅から徒歩5分)
対象:小さなお子さんから大人まで
十余二小学校 親子理科実験教室
「十余二を知ろう会(現、十余二わくわく会)」の皆さまにお声がけいただき、西原小学校に続いて、十余二小学校でも小学生向けの企画が実現しました。 今回は1~3年生と4~6年生にわかれて、以下の2つの内容を実施しました。
液体?それとも固体? ~液状化現象とダイラタンシー~
対象:小学1~3年生 担当:仲村・越石
大きな地震に伴う液状化現象、砂もしくは片栗粉と水を混ぜて作るダイラタンシー、一見関係ないような2つの現象ですが、
どちらも液体と固体の混合物の状態変化に伴う現象です。これらの現象を、講義だけでなく映像や実験を通して、楽しんで学べるよう工夫しました。
「静かな電気」でUFOが回る!? ~静電気モーターで科学を学ぼう~
対象:小学4~6年生 担当:高校生メンバー
目に見えない静電気を、プロジェクターを用いたスライド発表だけでなく、静電気モーターの工作を通じて、目に見える形で表現し
、小学生の皆さんに楽しく、わかりやすく伝えられるよう心がけました。
どちらの内容も、話すだけでなく実験や工作を取り入れて、科学を楽しんで学ぶことができるよう工夫いたしました。 参加した小学生のみなさんは、話をしっかり聞いた上で、手を挙げたり発言したりして、積極的に参加してくれました! 参加された保護者の方々のお話によると、実験教室のあと、ご家庭でも“ダイラタンシー”について、お子さまとお話しされたそうです。 今後も、参加してくれた皆さんが楽しんでいただけるような企画を創ってまいります。そして、小学生・高校生・大学生・大学院生のつながりが 生まれることによって、より地域教育が活性化されることを期待しています。[仲村]
日時:2012年3月3日(土) 13:00~15:00
場所:十余二小学校 理科室・家庭科室
主催:十余二を知ろう会、柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
子ども科学教室開催
2011年12月25日(日)、さわやか千葉県民プラザにて小学生向け科学教室「子ども科学教室」を開催しました。 この講座は大学院生の指導を受けた高校生が講座の準備を行い、当日の講師も高校生が務め、小学生に科学の魅力を発信する講座です。 今回の講座は柏の葉高校情報理数科の1年生が中心となって、光に関する講座を行いました。当日、高校生たちは小道具を用いて、 分かりやすく光の性質を紹介していました。
今回の講座は2部構成で行なわれ、前半は「分光器の工作とスペクトルの観察」、後半は「偏光板を用いた万華鏡の工作」 を行いました。 小学生たちは工作に夢中になっていました。
分光器を用いたスペクトルの観察では、観察用のランプ(例えば下の写真は当日用意したナトリウムランプ。 スペクトルが一種類なので、周りの花やみかんの色が単色に見えます)を用意し、分光器を用いて様々な光のスペクトルを 観察しました。見たことのない光の性質に、小学生たちは興味津々でした。
今回の講座を通じて、参加してくれた小学生はもちろん、講師を務めた高校生も多くの事を学べたのではないかと思います。 また、今回の講座には前回(夏)の講座に参加してくれた小学生が再び遊びに来てくれたりもして、私達KSELの活動が、 少しずつ地域に根付いている事を実感しました。KSELは今後も、たくさんの方々に科学の魅力を発信できるような活動をしていきます。 皆様、是非ご参加下さい。 [関根]
Christmas Science Festival 2011 開催!
2011年12月11日(日)、市民と科学者の交流を目的とした"Christmas Science Festival 2011"を、ららぽーと柏の葉にて開催いたしました。
第一部のクリスマスコンサートでは東大の教職員や学生などが演奏を通じて柏の葉地域の皆様との交流を深め、
コンサート出演者が科学を語る第二部のサイエンスカフェでは最先端の科学とその魅力を、研究者も来場者も
一緒になって楽しみます。一見難しそうで取っ付きにくい「科学」
を楽しむことをコンセプトに、普段は見られない科学者の素顔にも迫ります!
多くの方に科学に興味を持っていただくと共に、研究者と柏の葉の地域住民の方々とで交流を深めることを目的として開催しました。
第一部のコンサートは、ららぽーと柏の葉2階センタープラザで行いました。 屋外のステージということで懸念していた天気にも恵まれて始まったコンサートは、 タイムテーブルが進むにつれ、会場でご覧になっている方が徐々に増え、フィナーレでは130名程、延べ人数で540名以上の方に お集まりいただきました。演奏の合間には、演奏者の専門分野に関する話なども挟みながら、「科学に親しんでもらう」ことを 目指しながらも楽しく進行できました。
フィナーレでは全7組15名の演奏者がステージで一緒に演奏を行ない、来場者も一緒に鈴を振ったり歌ったりと賑やかで 楽しい時間をすごすことができました。以前KSELの企画にご参加いただいた方々の顔も見受けられ、我々の活動が地域に定着 しつつあるのを実感できました。ご来場頂いた皆様ありがとうございました。
第二部のサイエンスカフェはららぽーと3階「LaLa Club ルーム」で行いました。今回は、第一部の演奏者でもある、 家泰弘教授、木本昌秀教授という東京大学の2人の先生方にご講演をいただき、その後で参加者との交流会を行いました。 「地球温暖化と気候変動」をテーマにした木本教授は、地球規模の非常に大きなスケールの話題を気さくな雰囲気でお話くださいました。 家教授は写真や絶妙な例え話も沢山入ったわかりやすいスライドを使って「量子の世界」という非常に小さなスケールの話題を、 元素の周期表を切り口に丁寧にお話くださいました。
第一部コンサート、第二部サイエンスカフェ、どちらか少しだけでも足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。 今回のイベントは寒い中足をお運びいただいた来場者のみなさまを初め、 無理なお願いに快く協力してくださった演奏者、講演者、また早朝からの機材調整や 演奏中の音響の調整をしてくださった方々、ららぽーとマネジメント株式会社様を初め、様々な方々のご協力・ご助言があって、 ようやく無事に開催することができました。KSELメンバー一同、皆様に心よりお礼申し上げます。 今後もより皆様に楽しんでいただけるような活動を目指して参りますので、今後ともよろしくお願いします。 [西山]
第一部:クリスマスコンサート
日時:12月11日(日) 13:00~16:00
場所:ららぽーと柏の葉 センタープラザ
予定:
13:00~13:05 開催挨拶
13:05~13:25 木本 昌秀
[東京大学大学院 大気海洋研究所 教授, 副所長] (エレキギター)
13:25~13:45 CSISアンサンブル
[東京大学大学院学生](バイオリン, ピアノ, 歌)
13:45~14:05 西山 典秀
[東京大学大学院 新領域創成科学研究科 修士課程1年]ら (ギター, ピアノ, バイオリン, 歌)
14:05~14:25 松江 登久
[松江技術事務所] (ギター引き語り)
14:25~14:45 Steven Kraines
[東京大学フューチャーセンター推進機構 准教授] (バイオリン)
14:45~15:05 家 泰弘
[東京大学 物性研究所 教授, 所長] (クラッシックギター)
15:05~15:35 コルーチェ
(ピアノ, バイオリン, 歌)
15:35~15:45 フィナーレ (演奏者、参加者皆でジングルベルを演奏します。)
15:45~15:50 演奏終了 挨拶
※時間は前後する可能性があります。
参加費:参加・観覧無料
第二部:サイエンスカフェ
日時:12月11日(日) 16:30~18:30
場所:LaLa Clubルーム (ららぽーと柏の葉3階)
参加費:500円(飲み物、お菓子付き)
申込:事前申込み制
予定:
16:00~ 受付開始
16:30~17:00 木本 昌秀 [東京大学大学院 大気海洋研究所 教授, 副所長] 「地球温暖化と気候変動」
17:00~17:30 家 泰弘 [東京大学大学院 物性研究所 教授, 所長] 「量子の世界」
17:30~18:30 交流会 (参加者皆でお菓子をつまみながらテーマに関して楽しく語り合います)
主催:柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
協力:ららぽーとマネジメント株式会社
皆既月食観望会
2011年12月10日(土)、日本全国で皆既月食が見られました。KSELのメンバーも望遠鏡を持って柏の葉キャンパス駅前に
繰り出し、集まった方々や通りすがりの方々と一緒に、赤くなった月を眺めました。1年前の皆既月食の際は、厚い雲に阻まれて
月食を見ることはできなかったので、念願を叶えることができました。
写真は望遠鏡の中に見える、皆既月食中の赤い月。 [羽村]
柏中央図書館の展示
2011年12月9日~18日、柏市立中央図書館にて、柏市立図書館(本館)にて柏の葉の街づくりPR企画展が行なわれ、 受付前のスペースでKSELの活動も大々的に紹介されました。過去の活動の総括の他、クリスマスサイエンスフェスティバル の案内も設置した結果、多くの来館者の方々にチラシをお持ちいただくことができました。 [羽村]
柏の葉高校 情報理数科 出張授業 Part.2
2011年12月2日(金)、前週に引き続き、大学院生メンバーによる高校への出張授業を行いました。情報理数科の1年生32名を 対象に、江本が「ヒトとコンピュータと情報」と題して、人工知能に関する講演を行いました。
アンケートの結果を見ると、「自分でもっと調べてみたいと思った」「人工知能の作り方が知りたい」など、 生徒達の好奇心を刺激した様子が伝わってきました。やはり、さすが情報理数科の生徒達ですね。「情報」の授業では、 調べもの学習を行うそうです。生徒がこの講演を通して未知のものに対する興味を持ってくれれば幸いです。 [羽村]
柏の葉高校 情報理数科 出張授業 Part.1
2011年11月25日(金)、KSELの大学院生メンバーによる、高校への出張授業を行いました。これは柏の葉高校情報理数科1年生の 「情報」の授業の一環で、1年生38名を対象に、「天体衝突で見る惑星科学」というテーマで、代表の羽村が1時間の講義を行いました。
生徒達も、発問に対しては元気よく答えてくれました。演者の大学院生にとっても、最も良い反応を得られたのが
本題から逸れた小話でもあり、魅力的な伝え方をさらに考えるきっかけとなりました。また、「宇宙」というキーワードには
多くの生徒が魅かれるようで、熱心にメモを取りながら聞いてくれている姿が印象的でした。
柏の葉高校とは非常に親密な関係が構築されつつあるので、さらに交流を深め、相互理解をさらに進めていきたいと考えています。
[羽村]
高校生による研究紹介を実施
2011年11月22日(火)、柏の葉高校情報理数科の2, 3年生各1組(計4名)が東京大学柏キャンパスを訪れ、
KSELメンバーの大学院生に対し、課題研究(3年生)・情報実習(2年生)で日頃行っている研究課題の紹介を行ってくれました。
テーマは「宇宙電波の観測・宇宙塵の回収」と「色素増感太陽電池」でした。
こうした発表の機会は、大学院生のメンバーにとっても非常に良い勉強になりました。
また、活発な質問やコメントが相次ぎ、高校生の研究をより良いものにしていく上で、非常に重要な機会となりました。
終了後には高校生、大学院生、先生方(県立柏高校からも先生がいらしてくださいました)の交流会を開き、 打ち解けた雰囲気になれました。今回の研究紹介ならびに交流会は、今後の展開を予定している「高校生講師が伝えるサイエンスカフェ」 に向けた取り組みの第一歩です。これからの高校生達の活躍にもご注目ください! [羽村]
ヤングパワームーブメント2011に出展
2011年11月20日に、さわやかちば県民プラザで開催されるヤングパワームーブメントに出展しました。
今回は、地学パズルと題し、千葉県の立体地図を作りパズルや惑星の大きさ並べ替えクイズを行いました。
また、今年は多数の科学関連の出展者が集い、科学喫茶「LabCafe」を運営しました。KSELはその取りまとめ役。
科学にちなんだ名前のドリンクを50円(タピオカ入りは100円)で提供しました!
【地学パズルとは】
このブースでは、2つの問題を用意いたしました。1つ目は、千葉県の立体地図を作る地形パズル。1/200000の地形図から作成した千葉県のピースを組み合わせると、 千葉県の立体模型が完成します。2つ目は、惑星の大きさの並べ替えクイズ。惑星の大きさを様々な大きさのボールを用いて実感できるクイズです。 来場者、特にお子さんにはとても興味を持っていただけたようで、夢中でパズルやクイズを解いている様子がとても印象的でした。
【LabCafeとは】
ヤングパワームーブメントへの科学関連の出展者の交流の場、かつ来場者の方々や科学以外の出展者が科学に気軽に 触れ合う場を創出することを目標にした一種の模擬店企画です!今回は、東京理科大学の女子大生を中心としたリケチェン!・ 柏の葉高校情報理数科・東葛飾高校生物部・中央学院高校生物部の皆さんと共に運営。KSELはその取りまとめ役。 ちょっとした驚きとともに【科学】に触れていただくための様々な工夫が施されたカフェで、タピオカドリンク も販売しました!
【ヤングパワームーブメントとは】
ヤングパワームーブメントは、 若者の自主的・実践的な活動(社会貢献活動,ボランティア活動,学び,スポーツ,音楽活動等を含む)を “自己表現”と捉え, エネルギーあふれる活動(=自己表現)の内容や成果を社会に紹介(発信)するとともに,若者同士のネットワー クを構築することを目的としたイベントです。簡単に言うと、千葉県内の若者たちの文化祭、 みたいな雰囲気でしょうか。
日時:2011年11月20日(日) 10:00~16:00場所:さわやかちば県民プラザ[アクセス]
今年のロゴとポスターは、KSELメンバーの蔦谷が作成しました。
千葉県内のゆるきゃらが大集合したり、TVにも出演中のパフォーマー・パーツ氏が登場したり、アイドルグループAKBN0がやってきたり
と、盛りだくさんのイベントで、大盛況のうちに閉幕しました。来年もお楽しみに!
西原小学校 子どもルーム 出張授業
2011年11月19日(土)、西原小学校の子どもルームが開く秋のレクリエーションの一環として、出張授業を行いました。
■ プログラム ■
「まなぶことでセカイがかわる ~盲点実験で識る科学のセカイ~」
江本 伸悟 (東京大学大学院 先端エネルギー工学専攻 博士課程1年)
「結晶の『花』を咲かせましょう」
上原 史裕 (東京大学大学院 海洋技術環境学専攻 修士課程1年)
盲点・錯視に関する、体験を交えた講義は、子ども達はもちろん、保護者のみなさんも一緒になって食い入るように見入り、
不思議な現象を一緒になって体験していました。
結晶の析出実験は、実際に手を動かす体験講座ということもあり、皆飽きることなく実験に取り組んでいました。
いずれも普段体験することのない現象で、初めて体験した児童も多く、目をキラキラさせながら楽しんでくれたのが印象的でした。
科学の不思議を楽しんでいただけたようで、やり甲斐を感じられました。
小学生向けの出張授業は初めての試みでしたが、アンケートの結果を見ると、お子さん方も保護者のみなさんも一緒に楽しんで
いただけたようで幸甚です。今後も機会があれば出張授業を行いますので、ご希望の方は是非お申し付けください。 [羽村],/p.
【主催】第二回 科学の持つ夢の力
2011年11月6日(日)、第二回「科学の持つ夢の力」講座を開催しました。当日の様子は科学の持つ夢の力 特設ページをご覧ください。
駅前出張サイエンスカフェ at 柏の葉 2011
2011年10月22日(土)、毎年恒例の駅前出張サイエンスカフェ!を、今年も東京大学柏キャンパス の一般公開に連動して開催しました!今年は「身近な科学」をテーマに、KSELだけでなく、昨年同様柏の葉高校情報理数科の 生徒さんと、理科大を中心とした女子学生の団体「リケチェン!」のメンバーと共に5つのブースを用意しました。来場者の方々は、 2度のブースタイムで異なるブース活動を楽しんでいました。
日時:2011年10月22日(土)17:30~19:00
会場:柏の葉アーバンデザインセンターUDCK
飲み物、お菓子付き! 参加無料、お申込み不要
プログラム
■「紙飛行機 滞空時間対決」
遠藤 幹也 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 修士課程1年)
■「飛行機の材料を考えよう!」
大嶽 晴佳(東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 修士課程1年)
■「加速度で知る歩き方」 *定員あり
川畑 雅寛(東京大学大学院新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 修士課程2年)
■「身近な科学技術~Wiiリモコンとロボット~」 *定員あり
宮下 隼(千葉県立柏の葉高等学校 情報理数科 2年)
■「衣食住を支える科学」
リケチェン!
当日は、昨年の台風とは打って変わった良いお天気で、おかげさまで昨年の倍以上となる、約70名の方にご来場いただきました。
サイエンスカフェにご参加くださったみなさま、誠にありがとうございました。
受付では、大行列ができてしまいました。今回、2ブースで定員があったため、受付と同時に整理券を配布いたしましたが、
第1回のブース活動の分は売り切れとなるほどの大盛況でした。
紙飛行機作成のブースは、小学生に大人気でした。子供達はいろいろな種類の紙飛行機を作って飛ばしており、サイエンスカフェ
終了後に「楽しかった!」と言いながら自慢げに自作の飛行機を見せてくれた時の笑顔は印象的でした。
一方、同じ飛行機でも、材料のブースは大人の方ばかりで、落ち着いた雰囲気でした。実際に最新の飛行機で使われて
いる材料を手にした時は、「軽い!」と感慨深げでした。
加速度のブースでは、普段特に意識せずに行う「歩く」時の加速度の変化を調べました。人間の動きの複雑さに気づいたという感想をいただきました。
高校生のよるWiiリモコンとロボットのブースも小学生に大人気でした。ロボットのさまざまな動きにみんな興味津々でした。
リケチェン!による衣食住のブースには、お子さんをロボットや紙飛行機作成のブースに預けた主婦の方が多く集まっていました。
身近な洗剤や味覚、道路のお話を聞いて、早速家で試してみよう!という声もあがっていました。
ブース活動時間はあっという間で、もう終わりなの!?という声もたくさん伺いました。本当にあっという間の90分でした。
またぜひ来年も来たいというありがたいお言葉も多数いただけましたので、来年も駅前出張サイエンスカフェを開催したいと
考えております。今後ともよろしくお願いいたします。 [文責:大嶽]
TX PLAZAにて活動が紹介されました
つくばエクスプレスの起点でもある秋葉原駅にある
TX PLAZA 秋葉原にて、10月12日~18日に
柏の葉特集が行なわれました。
柏の葉キャンパス駅前の開発計画の1/500スケール模型や、各種まちづくり情報パネルの展示、
そして「柏の葉・街まるごとキャンパス月間」で開催される企画・
イベントの紹介が行われました。
「柏の葉・街まるごとキャンパス月間」の
パンフレットには、
KSELのサイエンスカフェと科学の持つ夢の力講座も取り上げていただきました。
場所:TX PLAZA 秋葉原
日時:2011年10月12日(水)~18日(火) 11:00~18:00
入場:無料
主催:UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)
UDCKブログ記事
コレクティブハウスが活動拠点に!
2011年10月1日より、三井不動産様のご協力により、柏の葉 Park City 二番街
にある共有施設「コモン」内の「コレクティブハウス」
を拠点として活動を行うことができるようになりました。
今後とも、「科学の魅力発信を通じた地域活性化」実現のため、スタッフ一同、鋭意努力して参りますので、ご支援、ご協力のほど、
よろしくお願いいたします。
【主催】第三回 Science Select Book Cafe だんらん
2011年10月1日(土)、第三回「だんらん」を開催しました。当日の様子はだんらん特設ページをご覧ください。
科学コミュニケーション研究会 第4回年次大会発表
2011年9月24~25日に東大の本郷キャンパスで開催された 科学コミュニケーション研究会 第4回年次大会にて、KSELの活動とその評価をテーマにポスター発表を行いました。
今回の研究会のテーマは、活動の評価。各団体が評価の手法や解釈の仕方を発 表し、議論しました。議論の中でも評価の難しさが浮き彫りになり、改めて活動 を客観的に捉えることの難しさを実感しました。一方で、評価することが今後の 活動にとって重要であることも実感しました。KSELでもアンケートを実施してい ますが、うまく活用できているとは言えません。これまでの活動をどのように評 価し、今後の活動に活かしていくかが課題です。現状の活動では、アンケートの サンプル数が少なく定量的に評価するのは難しいですが、少ないアンケート結果 を定性的に吟味することが必要であると感じました。
ポスター発表では、他の参加者の方々にも興味を持っていただいたようで、ポ スターを前に活発な議論が交わされました。特に質問が多かったのは、地域との 連携について。KSELの特徴である“地域との連携”は、他の団体にとって興味のあ るところのようで、どのように高校生を巻き込んでいるのか、自治体からの援助 はあるのか、といった質問がありました。また、活動の多様性についても指摘が ありました。様々な活動をやっていることの面白さや活動量に対して良い評価を していただくこともあれば、その反面、もっと絞ったほうがいいのではないかと 指摘していただいた方もいらっしゃって、今後の活動方針を考えるいい機会とな りました。[文責:仲村]
【共催】子ども科学教室 ~「静かな静電気」でUFOが回る?~静電気モーターで科学を学ぼう~~
8月7日、さわやか千葉県民プラザにて、小学4~6年生対象の子ども科学教室 を行いました。この講座はKSELメンバーが、柏の葉高校情報理数科の生徒さんたちと共同で準備を進め、当日の講師も事前に大学院生の 指導を受けた高校生が担当しました。 写真は講座を進めている高校生たち
当日は午前午後合わせて約40人の小学生が参加し、保護者さん、弟さん等も含めるとで50人を超える、多くの来場者に恵まれました。 写真は熱心に話を聞いて下さっている参加者の方々
講師を勤めた高校生達は、最初は緊張した面持ちでしたが、講座が進むにつれてリラックスしてきて、 いい表情で講座を進めてくれていました。講座の冒頭で電気クラゲがうまく浮かばないというハプニングはありましたが、 静電気モーターの工作に入ると、小学生達も熱心に取り組んでくれ、実際に回った時は非常に喜んでくれていました。 それを見た高校生達も元気になり、午前午後共に非常に活気のある講座でした。県民プラザの副所長さんにも、 傍で見ていて面白かったと言っていただきました。 写真は小学生に工作の指導をしている高校生
講座の後、県民プラザの副所長さんとお話しした際、今回のように高校生が講師を務める講座に非常に共感してもらって、
今後も是非継続して開催していけたらという話が出来ました。次回は今冬に行う予定です。皆様是非ご参加下さい。
高校生たちとKSELメンバーの集合写真
[文責:関根]
【主催】第二回 Science Select Book Cafe だんらん
2011年7月29日(金)、第二回「だんらん」を開催しました。当日の様子はだんらん特設ページをご覧ください。
【協催】こどものアソビバ2 ~移動だがしや×移動理科室×移動図工室~
2011年7月9日(土)、柏ビレジ近隣公園にて、小学生を対象にした科学実験室を開催しました。 当該企画は balloon主催、KSEL協催で行われ、 balloonの移動駄菓子屋とKSELの科学実験室がコラボする形で実施されました。 大部分の実験は屋内で行われるのが一般的ですが、 当該企画においてKSELは屋外で実施可能かつ、小学生が興味を持つような不思議な実験に挑戦しました。
プログラム
【第1部】 13:00-14:00(担当者:遠藤)
【メントスコーラ実験】, 【科学2択クイズ】, 【駄菓子屋とのコラボ】
【第2部】 15:00-16:00(担当者:西山)
【紙飛行機対決】, 【駄菓子屋とのコラボ】
当日は気温が30度を越す中、20名弱の小学生がKSELの科学実験室に参加してくれました。 KSELからは三浦、関谷、仲村、西山、関根、遠藤の6名が参加しました。
【第1部】
【メントスコーラ実験】の様子です。
この実験では、3種類のお菓子(ラムネ、のど飴、メントス)を1種類ずつコカコーラの中に混ぜ、
その結果起こる不思議な化学反応を小学生に見てもらいました。しかし、なぜこの不思議な反応が起こるのでしょうか?
その答えを小学生に考えてもらうために、反応後のコカコーラを小学生に飲んでもらい、炭酸が抜けていることを確認してもらいました。
さて、メントスを食べた後にコカコーラを飲むと胃の中で何が起きるでしょう?この質問に答えられる大人は少ないと思います。
そこで、胃を風船で置き換えた実験も実施しました。
驚くべきことに、風船(胃)の中をメントスで満たしたところにコカコーラを注いでも、
コカコーラの中にメントスを入れた時の反応は起こりませんでした。
コカコーラの中にメントスを入れた結果と、メントスがあるところにコカコーラを注いだ結果が異なるのは不思議ですね。
【科学2択クイズ】の様子です。
全部で5問出題したところ、なんと全問正解者が1人居ました。
クイズの中で、「コラーゲンを食べても肌はきれいにならないよ」と説明すると、女子小学生から大批判を受けました。いやー、怖かったです。
【balloonの移動駄菓子屋とのコラボ】の様子です。
皆、駄菓子屋に夢中ですね。
【第2部】
紙飛行機対決の様子です。
このイベントでは、小学生に紙飛行機を作成してもらい、その滞空時間を競ってもらいました。
こちらが用意していった5種類の紙飛行機をそのまま作るのではなく、自分独自のアイディアを生かして
紙飛行機を作成する小学生も居ました。1回飛ばしただけではなかなか滞空時間が稼げず、
何度も改良している様子も見られたため、私達が普段行う「実験」と似た感覚を小学生にも体験してもらえたと思います。
ちなみに、小学生の作成した紙飛行機では、最長約7秒滞空していました。
【最後に】
1日中屋外に居たため、腕が日焼けサロンに行ったかのように黒くなりましたが、小学生は日焼けなど気にせず、ずっと元気に遊んでいました。
今回KSELは科学を通して、「子供」に「アソビバ」を提供することを目的としていましたが、その目的は十分達成できたように思います。
このイベントに参加してくれた小学生に科学の魅力が少しでも伝わっていたら幸いです。
最後になりましたが、balloonの皆様、本当にありがとうございました。
* 当日の様子は、balloonさんのブログにも掲載されておりますので、
よろしければご覧ください。 [文:遠藤]
【講演】「科学の持つ夢の力」講座
2011年5月28日、第一回 「科学の持つ夢の力」講座を開催しました。当日の様子は科学の持つ夢の力 特設ページをご覧ください。
新聞に紹介されました!
一周年を迎えるKSELの活動が,2011年5月27日(金)の読売新聞(東葛地域面)に紹介されました。
現在も,多様な企画が進行中です。お楽しみに!
今後も,さらなる発展を目指して展開していきますので,応援,よろしくお願いします。
【講演】Select Book Cafe “だんらん”
2011年5月21日(土)、第一回「だんらん」を開催しました。当日の様子はだんらん特設ページをご覧ください。
【受賞】平成22年度 東大新領域 研究科長賞受賞!
KSELは2010年度東京大学大学院 新領域創成科学研究科 研究科長賞(地域貢献部門)を受賞しました! 結成後,わずか9ヶ月でこの賞を受賞できたことは,我々の活動を支えて下さった皆さんのお陰です。 心から感謝申し上げます。
KSELは今後も「科学の持つ夢の力で地域を活性化する」ことを目指して努力して参りますので、 引き続きご支援・ご協力のほど、よろしくお願い致します。
2011年2月24日 KSEL一同
【講演】研究紹介 @柏の葉高等学校
2011年1月27日(木)柏の葉高等学校で,普通科・情報理数科の320名を対象に, 総合学習の時間を使って,大学院での生活の様子や研究に関して講演を行いました. [文:羽村]
写真:高校生を前に体育館で講演する古林
【協力】子ども科学教室 @さわやかちば県民プラザ
2010年12月26日(日)さわやかちば県民プラザで開講された,子ども科学教室に協力参加しました.
この企画は高校生が講師として小中学生に科学をレクチャーする,という講座で,KSELでは柏の葉高等学校の1年生が講師を務めた「スペクトルの実験」 に向け,準備をお手伝いする形で協力参加しました.
当日は,初めは緊張していた高校生達も,次第にリラックスして講義を行えるようになり,最後には達成感を満喫できたようです. 参加した小学生にも笑顔のあふれた講座となりました. [文:羽村]
写真:高校1年生は未習の分光(物理)について事前に高校生にレクチャーするKSELの江本/当日,子どもたちを前に道具を使って分光器の仕組みをわかりやすく説明する高校生達
【協力】皆既月食観望会 @ららぽーと柏の葉
2010年12月21日(火)ららぽーと柏の葉屋上庭園で行われた皆既月食観望会に協力しました.
この企画はKSELメンバーの羽村が企画し,ららぽーとマネジメント株式会社,国立天文台,柏の葉高校,KSELの協力の下に行われました.KSELからは関谷・中村・羽村の参加でした.
この日は望遠鏡を用いて皆既月食を観望する予定でしたが,あいにく月は分厚い雲に隠れてしまい,月食を拝むことはできませんでした. しかし,柏の葉高校情報理数科の1年生達は非常に元気良く,次回2011年6月の月食にも思いをはせていました. また,高校生とKSELメンバーの交流を深めることもでき,今後につながる会になったと思います. [文:羽村]
【主催】駅前出張 サイエンスカフェ!
2010年10月30日(土)KSELの活動第一弾として、つくばエクスプレス線「柏の葉キャンパス駅」駅前の柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)にて、駅前出張サイエンスカフェ!が開催されました。
この企画はKSELとUDCKが主催し、KSELメンバーの東大大学院生の他に、柏の葉高校の高校生達にもスピーカーとして参加してもらいました。東大柏キャンパスの一般公開との連動企画ということもあり、台風の近づく中にも関わらず、約40名もの方が参加され大盛況となりました。ちょっと難しくて取っ付きにくいと思われがちな「科学」を楽しんで体験することを通じて、柏の葉地域の特に若い世代がこの街と関わり、科学に夢を感じて世界の舞台に羽ばたいてほしい、というKSELメンバーの想いが、伝わってくれたのではないかと思います。
プログラム
■「手作りロケット~一番飛ぶのは誰?~」 *定員あり
長谷川 洋輝 / 宮下 隼 (柏の葉高校 情報理数科 1年)
■「ヨーグルトの腸を整えるはたらき」 *定員あり
飯田 結香莉 / 脇 桃香(柏の葉高校 情報理数科 2年)
■「にぎれる液体~水と粉のMagic~」
斉藤 真奈 / F.S.(柏の葉高校 情報理数科 2年)
■「ものの『浮く・沈む』の不思議」
吉田 泰輔(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻 修士課程1年)
■「抽象画で描く物理のまなざし」
江本 伸悟(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 修士課程2年)
KSELでは、柏の葉高校で高校生と一緒に、お客さんに楽しんでもらう工夫を相談し、事前に実験を繰り返しました。写真は3度目の打ち合わせの様子。
お客さんにうまく伝えられるよう、高校生達は非常に細かいところまで心を配り、入念に準備していて、KSELの大学院生達も感心させられました。
当日はあいにくの雨でしたが、待ちに待った本番、スタッフも笑顔がこぼれます。
翌日がハロウィンなので、室内はカボチャとお化けの装飾。始まる前に、スピーカー達で集合写真をパシャリ。高校生はまだ緊張気味かな?
さぁブース活動開始!スピーカー達も気合が入ります。真剣ながらも、スピーカーもお客さんも一緒になって楽しんでいました。参加した子供たちも、初めての触感に不思議な顔をしたり、うまく飛ばせたロケットにご満悦だったり。
アンケートを見ると、お客さん達はとても楽しんでくれた様子。そんな様子を見て、スタッフたちも嬉しくなったのでした。
KSELではこれからも地域と連携した科学のイベントを企画していく予定ですので、今後ともよろしくお願いします。 [文:羽村]
シリーズ系の活動
Select Book Cafe "だんらん"
一冊の本を糸口に、KSELメンバーの講演者が専門分野を生かした講演を通じて科学の面白さ共有する第一部と、 講演者も参加者も一緒にお菓子などをつまみながら“だんらん”する第二部から構成される企画です。 「あそこに行けば、いつもワイワイ楽しくお話できる」と思っていただけることを願って名づけました。 予備知識がなくとも、どなたでもお気軽にご参加いただけます。 過去のテーマは、交通、IT、宇宙など様々です。詳しくはだんらん特設ページをご覧ください。
朝活広場"えんがわ"
誰もが自由に集まって、好きな話題に花を咲かせる、そんな場所があっても良いんじゃないだろうか。
小中学生や高校生、大学生に、勉強を教えたって良いんじゃないか。
そんな発想から、KSELでは事務所である「コレクティブハウス」(柏の葉キャンパスPark City二番街内)を、毎週火曜の朝6:30~8:00の1時間半に限り、解放してきました。
室内は科学館をイメージし、どなたでも楽しめるような工夫を施した展示も施しました。実験道具も取り揃え、実験を行う姿も見られました(写真)。
自由研究の相談に来たり、ざっくばらんに話をしに来たり、専門的な話をねだったり、ふらっと来て実験課題に取り組んで帰ったりと、様々な活用をされていました。
当初は2012年9月いっぱいまでの予定でしたが、好評につき10月いっぱいまで開催し、開始時間がまだ明るくならないために一時休止といたしました。
通勤前のOL, サラリーマンの皆さん、部活前の高校生のみなさん、その他どなたでも、また復活した際には、朝少し早起きをして、
一緒にお話しにいらしてください! 復活希望等のご意見は、ksel.sci at gmail.com までお寄せください。
コレクティブハウスの二階の部屋(写真左)。背中に朝日を浴びて、和気あいあいと話すも良し(写真中央)、実験に取り組むも良し(写真右)!
科学の持つ夢の力
大学院生が、自身の専門分野の魅力を走んする、高校生向けの科学講座です。 科学には夢を叶える力があるということを知り、高校生達が自分の夢を叶える力にしてほしいと願って始まりました。 過去のテーマは、加速度で見る人間の動き(スポーツ科学)、インターネットの「おススメ」の数学、「iPS細胞が世界を変える?! ~ライフテクノロジーの可能性に近付こう~」です。 詳しくは科学の持つ夢の力 特設ページをご覧ください。
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