Select Book Cafe "だんらん"

 KSELでは、20代~40代の、これからの日本を背負って立つ、しかし日頃科学に接する機会の 少ないであろう若い世代が科学に接し楽しむ機会を創出し、その魅力を発信したいと考えています。

 特に女性でも気軽に科学に親しめる環境を作り出すことを狙いとし、おしゃれなカフェに メンバーの選んだイチオシの(魅力的かつ読みやすい)科学関連書籍を置かせていただく 「Select Book Cafe」が始まりました。 カフェに立ち寄った方々が自分の好みに合った本をお気軽にお手に取ってご覧いただけるよう、 紹介のポップも設置しています。

 しかし本だけが置かれて情報の一方通行になってはせっかくの面白みも半減してしまいます。 KSELの特徴は、東大を初めとする大学・大学院で学ぶ研究者の卵が 柏の葉地域で住民を初めとする市民の方々と双方向の交流を行う中で科学の魅力を発信して いくことです。
 そこで、本棚を置かせていただいているカフェで、(教授ではなく)少しでも市民に目線の近い学生が、 自らの選んだ本の紹介とその背景にある科学分野の魅力を伝える講演会を行ないます。
 現在は、柏の葉キャンパス二番街にあるカフェ「Cafe Bees」、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK) に本棚を設置させていただいております。お近くにお越しの際は、是非お越しください。
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 さらに、講演の後に参加者も講演者も入り交じって、その日のテーマについて語り合う 交流会の時間を入れることで、交流の要素を強めました。 これが「だんらん」という名前のイベントです。
 この名前は、「あそこに行けば、暖かい雰囲気で何か面白いことを語り合っている」と 思ってもらえるようなイベントに成長してくれることを祈って名付けました。 予備知識は一切必要ありません。

 現時点では、本はカフェ内で読んでいただくこととなっておりますが、科学関連の本は 読み応えあるものが多く、貸出もできるようにしてほしいというご意見をいただいておりますので、 今後新たに本棚を設置する際には、貸し出しもできるようにする方法を検討中です。 また、KSELでは現在、新たに本棚を置かせていただけるカフェを探しています。

 Select Book Cafeに、そして講演会+交流会のイベント「だんらん」にも、是非 お気軽に遊びにいらしてください!
 皆様にお会いできるのを、スタッフ一同、心よりお待ちしております!

第九回 ジオサイクリング2

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2013年10月6日(日)、KSELの人気シリーズSelect Science Book Cafe “だんらん”の第9回目として、自転車に乗って地球の歴史を旅する“ジオサイクリング”の2回目を開催しました。今回のテーマは、縄文遺跡と地形。いつ雨が降ってもおかしくないような天気の中、地形図を持って自転車でタイムスリップ!実際に、地層の中の鉱物を簡易顕微鏡で観察したり、貝塚の貝や縄文土器に触れてみたり、体験内容もりだくさん。教科書などを読むだけでなく実際に体験することで、地層観察によって地形の成り立ちを、貝塚や遺跡見学によって地形と人間の生活の関わりを感じることができました。次回のテーマは未定ですが、ジオサイクリング3が開催される際は、ぜひともご参加ください!(仲村)

【日時】2013年10月6日(日) 10:00〜16:00
【集合・解散場所】流山セントラルパーク駅
【参加費】自転車持参の方は、500円+昼食代
     ※+300円でレンタサイクルも可
【参考書】「アースダイバー」 中沢新一 講談社
【案内人】北澤滋・仲村祐哉 (柏の葉サイエンスエデュケーションラボ)
【主催】柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
【協力】流山市立博物館
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第八回 「自然の中の対称性」

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 人と人との交流の活性化を目指して行われる"だんらん"。一冊の本の紹介を切り口に、科学の世界の深淵へ誘います。ぜひ一緒に、語り合ってみませんか。
 8回目を迎える今回のテーマは「自然の中の対称性」!鏡の中の世界に迷い込んだら、人はどうやってそれに気づくのでしょう?そんなことを、一緒に考えてみました。

 ■■■ イベント詳細 ■■■
   日時:2013年1月26日(土)16:00〜18:00
   場所:コレクティブハウス(Park City 柏の葉2番街内)
   紹介する本:「自然界における右と左」(マーティン・ガードナー著:紀伊國屋書店)
         「自然界の非対称性」(フランク・クロース著:紀伊國屋書店)
   対象:どなたでも(先着10名)
   参加費:300円(飲食代含む)
   講師:徳永 誠士 博士(理学)
   主催:柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)

第七回 「ワイン×地理学」

第六回 「ヒコーキ博士になろう!」

6th_Danran_poster  2012年8月18日(土)13:00〜15:00、つくばエクスプレス線 柏の葉キャンパス駅徒歩1分「UDCK (柏の葉アーバンデザインセンター)」にて、第6回 Select Science Book Cafe "だんらん"を開催しました。
 "だんらん"とは,KSELメンバーのセレクトした科学の本を,柏の葉キャンパス駅前のカフェに設置,自由に読んで科学への興味を深めて いただこう,という趣旨の企画です.「あそこに行けば,何か楽しそうなことを語らっている」と思っていただける企画になってくれることを祈って名付けました.
 今回のテーマは「ヒコーキ博士になろう!」で、初の親子向けだんらんとなりました。

 対象は小学生とその保護者の方でしたが、お兄さんお姉さんと一緒にやってきたお子さんもいらっしゃって、下は2歳から上は小学6年生まで、 幅広い年齢層の子どもたち約25名に参加していただきました。保護者の方も25名ほど参加してくださったので、のべ約50名、だんらん史上 最多の方にお集まりいただきました。

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 前半は紙ヒコーキ教室を行いました。まっすぐよく飛ぶ紙ヒコーキにするには、重心をどのあたりにすると良いか試行錯誤したり、 左にまがる紙ヒコーキにするにはどう工夫すればよいか考えたりしました。また、くるりと一回転して自分のほうに戻ってくる紙ヒコーキを 紹介した時は、会場は大興奮! 完成するとみなさん、「ホントに回った!」と嬉しそうに何度も飛ばしていました。最後に紙ヒコーキと 現実の飛行機の共通点などをお話すると、飛行機により興味を持っていただけたようで良かったです。「次に飛行機に乗るときは翼を見る!」と 言ってくれた方もいました。

 後半はヒコーキクイズでした。飛行機の豆知識を紹介するという内容で、飛行機に使われている材料に実際に触れていただきました。 近年新しく飛行機に使われるようになっている、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を目にするのは初めての子が多く、「軽い!」と言いながら 驚いていました。また、その後に行ったヒコーキクイズはなかなか正解者が出ない難問続きでしたが、飛行機により関心を持っていただけたかと思います。

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 最後はだんらん(交流会)!! 機内食として提供されているアイスクリームを食べながら、みなさんの質問に答えました。 アイスクリームは好評で、こんなに機内食っておいしいのかとみなさん驚いていました。質問時間では、自由研究で紙飛行機について 取り組んでいるお子さんもいて、飛行機への興味の高さをうかがうことができました。
2時間という短い時間ではありましたが、子どもたちの飛行機への関心がより高まったようでしたら幸いです。ご参加いただいたみなさま、 どうもありがとうございました。[大嶽]

イベント詳細
第6回 Select Science Book Cafe "だんらん"「ヒコーキ博士になろう!」

  日時:8月18日(土)13:00〜15:00
  場所:UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター:つくばエクスプレス線 柏の葉キャンパス駅徒歩1分)
  対象:小学生とその保護者
  講師:大嶽 晴佳 (東京大学大学院 修士課程2年)
  スケジュール:
    13:00〜14:00 紙飛行機教室
    14:00〜14:20 飛行機クイズ
    14:20〜15:00 だんらん(交流会)
  参加費:無料
  紹介した本:「ライト兄弟はなぜ飛べたのか」(土佐幸子/さ・え・ら書房)
  主催:柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
  協力:JAXA宇宙教育センター

第五回「夢を叶える道具『科学』 〜地球外生命探しを例に〜」

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 2012年6月30日(土)、柏の葉Park City二番街内「コレクティブハウス」にて、第5回 Select Science Book Cafe "だんらん"を開催しました。 今回は初の対談形式ということで、講師二人の息のあった掛け合いを中心として、参加者の皆さんを交えた『科学』に対する 議論が和やかな雰囲気のもと行われました。

 前半冒頭において、皆さんに簡単な自己紹介と共に、各々の夢について熱く語っていただきました。 皆さんそれぞれの素敵な夢や男の野望(?)をお持ちで、参加者の意識の高さが伺えました。


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 そして、講演者羽村の自己紹介でも語られた「科学は夢を叶える道具」という切り口を元に講演はスタートしました。 講演では、まず惑星科学を専門とし、「手のひらの上に宇宙人を載せることが夢」と話す羽村が、自らの科学的知見を元にその可能性についてお話しました。 私達に身近な栄養素の一つでもあるアミノ酸の研究を通して、宇宙における生命の存在を探るということから、そもそも生命とは何であるのか? という根源的な問いにまで議論は及び、非常に考えさせられる内容でした。

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 それに対し、もう一人の講演者である仲村は、地質学の視点から火星と地球との地形を比較することで、生命の源となる水の存在を中心に語りました。 中でも、Google Marsを用いた河川の蛇行跡(と考えられる地形)の紹介はいかにも仲村らしい内容で、講演者の熱弁に対し、参加者の皆さんも興味を惹きつけられていました。 地球外生命探しという1つの例に対して、講演者それぞれの視点から議論がなされ、今回の対談形式の良さが出た形となっていたように感じられました

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 講演後の"だんらん"では、来場者の皆さまの科学に対する素朴な疑問や子育てへの生かし方などが思い思いに語られ、積極的なディスカッションが行われました。 特に印象的だったのが、参加者の一人である中国からの留学生が自らの体験について語ってくださった一場面です。 先の東日本大震災に端を発した原発事故については、彼女の母国でも憶測が混じった様々な情報が伝搬しており、日本の安全に対する不信感が蔓延していたそうです。 そんな中、日本への留学を諦めなかった彼女は、東京大学病院やWHOなどの機関から発表された専門家の公式見解を翻訳し、親族や知人を説得したとのことでした。 そのような経験を通して語られた科学的根拠に基づいた知識や判断の重要性からは、彼女にとっての『科学』への非常に熱い思いが感じられました。

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 二次会にも多くの参加者が集まってくださり、終始和やかな会話が続く中、名残惜しい雰囲気のもと第5回"だんらん"は終了しました。 今回のような活動を通じて、科学に対する興味をより深めていただき、皆さまの夢に対し微力ながら貢献させていただければと切に願います。 [徳田]

日時:6月30日(土) 16:00~18:00
場所:Paek City 二番街内 コモンA コレクティブハウス
対象:誰でも (話は20~30代向けに準備)
講師:羽村 太雅 (東京大学大学院 博士課程1年 / KSEL 代表)
     × 仲村 祐哉 (東京大学大学院 修士課程修了 / KSEL副代表)
スケジュール:
  16:00~17:00 講演会(今回は初の対談形式)
  17:00~18:00 参加者自己紹介、だんらん(交流会)
参加費:300円(お茶菓子代として)
主催:柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)

第四回 「春のジオサイクリング 〜大地の秘密を探しにいこう!」

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 2012年4月21日(土)、Select Book Cafe “だんらん”の第4回目を開催いたしました。 今回は、地形学や地質学を肌で感じられるスポットを、自転車に乗って訪れ、 身近に感じていただくという趣旨で、初の屋外で開催いたしました!当日は雨が降りそうで心配でしたが、無事サイクリングをすることができ、 小学生から50歳以上の方まで幅広い年齢層の方に参加していただきました。ルートは、こんぶくろ池、 謎の谷、段丘崖(利根川)、縄文時代の遺跡、再び謎の谷。スポット毎に立ちどまり、地形がどのように形づくられたかを、参加者の皆さん にも一緒に考えていただきました。サイクリングの後には、KSEL事務所も入っているコレクティブハウスにて、“だんらん”。 実際にサイクリングした地形が形づくられた要因をお話ししました。10万年を越える時間スケール、 地球の地殻の影響といった地球規模の現象が、すぐ近くで実感できることをお伝えしたかったのです。 参加者の皆さんからも、様々な質問をしていただき、とても盛り上がりました。だんらんのお供には、地層を連想してしまうスイーツ、 バームクーヘンをご用意致しました。今後、バームクーヘンを食べる時に、地層のことを思い出してしまうこと間違いなしです! 地形学や地質学は普段あまり耳にしないものの、とても身近にある分野です。ジオサイクリングをきっかけに、少しでも興味を持っていただければ幸いです。[仲村]

日時:2012年4月21日(土) 午前の部10:00〜12:30 午後の部14:00〜16:30
場所:柏の葉キャンパス駅周辺(サイクリング)、コレクティブハウス(だんらん)
講師:仲村 祐哉 (柏の葉サイエンスエデュケーションラボ 副代表)
紹介した本:『地形図の読み方・歩き方』(渡辺一夫, 誠文堂新光社)[Amazon]
対象:自転車に乗れる方なら誰でも
参加費:300円(お茶菓子代として)
主催:柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
協力:三井不動産株式会社
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第三回 「地球外生命はいるのか?!」

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 2011年10月1日(土)、UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)にて、第三回 Select Book Cafe “だんらん”を開催しました。 “だんらん”はKSELのメンバーが一冊の本を選び, その本を糸口に科学の面白い話題を提供し、皆で楽しく話し合う、という企画です。 当日は天気にも恵まれ、今まで3度開催してきた“だんらん”の中では過去最高となる19名の方がご来場くださいました。

地球外生命はいるのか?!
講演 :羽村 太雅(東京大学大学院 博士課程1年)
司会 :西山 典秀(東京大学大学院 修士課程1年)
紹介した本 :「長沼さん、エイリアンって地球にもいるんですか。 脱「知的」生命探査のすすめ」(長沼毅 他 著、NTT出版)[Amazon]
場所 :UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター):柏の葉キャンパス駅徒歩1分
プログラム :17:30 開場、17:45~ 講演、 18:30~ だんらん(交流)
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 まず始めに、アイスブレイクとしてお客さんみなさんに簡単に自己紹介をしていただきました。内容は把握していなかったけれども、 奥さん・旦那さんに連れられて、という方が多かったのが印象的でした。また、想像通りではありましたが、「知的」生命体に興味を 持たれている方が多いもの実感できました。

 予定からは少し遅れて、本の紹介、ならびに講演者の研究紹介を兼ねた周辺分野の紹介を行ないました。 みなさん非常に熱心に聴いてくださり、中にはお詳しい方もおられ、講演中に頷いている姿が印象的でした。

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 講演終了後は、思い思いに科学の魅力について語り合う“だんらん”を行ないました。 今回は参加者の人数がとても多かったため、急遽2チームに分け、それぞれのチームに大学院生が入って議論などを行いました。 質問も数多く飛び出しましたが、それ以上に参加者同士の間でも議論が展開されていました。 主催者の思惑を超えて気さくな雰囲気で会が進み、“だんらん”の時間終了後には参加者同士で名残惜しそうに話す姿も見受けられ、 この会が成功に終わったことを実感させていただきました。終了後には、KSELメンバーと参加者とで記念撮影も行いました。

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 次回の予定は未定ですが、KSELでは今後も“だんらん”を継続的に開催していきますので、今回楽しんでいただいた方はもちろん、 残念ながら参加できなかった方も、次の機会に是非お越しください。 皆さまとお会いできる日を、スタッフ一同心待ちにしております。 [文責:羽村]

〜Science Select Book Cafe だんらんとは〜
一冊の本を糸口にKSELのメンバーの講演者が専門分野を生かした講演を通じて科学の面白さを皆で共有した後、 講演者も参加者も一緒にお菓子などをつまみながら“だんらん”する企画です。
予備知識がなくとも、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

またKSELでは柏の葉キャンパス駅徒歩1分のCafe AgoraとUDCKにメンバーが選んだ本を展示しております。
お立ち寄りの際には是非手にとって御覧ください。
紹介されている本の一覧は,こちらからもご覧いただけます。

第二回 「未来の交通と街とIT」

BookCafe

 2011年7月29日(金), 第2回 "Science Select Book Cafe だんらん"を行いました。"だんらん" はKSELのメンバーが一冊の本を選び, その本を糸口に科学の面白い話題を提供し、皆で楽しく話し合う、という企画です。

未来の交通と街とIT
講演:杉浦孝光(東京大学大学院 修士課程1年)
司会:西山典秀(東京大学大学院 修士課程1年)
紹介した本:「生活交通再生―住みつづけるための"元気な足"を確保する」
場所 CAFE AGORA(柏の葉キャンパス駅東口 徒歩1分)
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  18:30〜19:30 講演
  19:30〜20:30 だんらん
   ※1オーダー制
主催:KSEL (柏の葉サイエンスエデュケーションラボ
共催:CAFE "AGORA"


Danran_2_1  当日, 柏の葉キャンパス駅徒歩1分のCAFE AGORAには7名の参加者とKSELのメンバーが集まりました。 今回の講演は東京大学大学院修士課程1年の杉浦孝光で、「未来の交通と街とIT」というテーマで行いました。
 講演は携帯電話やパソコンといった身近なITから始まり、柏の葉でも以前試験的に導入されていた オンデマンドバスなどを取り上げ、実際に現在導入して成功している事例など映像なども交えて行いました。

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 講演後は終了時刻まで途切れることなく活発なDiscussionが行われ、主催者としても大変勉強になりました。天気も崩れたなか来て下さった皆様、どうもありがとうございました。

 次回はKSEL代表の羽村太雅が「長沼さん、エイリアンって地球にもいるんですか? 〜脱「知的」生命探査のススメ〜」という本を切り口として、 「地球外生命探査」をテーマに講演を行ないます。日時は10月1日(土)を予定しております。奮ってご参加ください。 [文:西山]

第一回 「"わかる" ことは" かわる"こと」

 UDCKにて、2011年5月21日(土)にSelect Book Cafe だんらんを開催しました!お越しいただいた皆さま、ありがとうございました!!

 本企画はもともと3月に開催予定でしたが、震災の影響により延期となっていたものです。 約2カ月後のリベンジマッチとなりました!

Danran1  前半では、「"わかる" ことは" かわる"こと」と題した科学講演会を行いました。 KSELメンバーの江本(新領域創成科学研究科)が講演者となり、 科学とは?「分かる」とは?など、身近な話題について実演を交えながらお話ししました。

Danran2  後半では、東大生との語り場「だんらん」を実施しました。参加者の方とKSELメンバーがひとつの机を囲み、 自己紹介や講演会の感想、自分の興味などを自由に語り合う場となりました。参加者の方の中には、 普段科学に関わっていらっしゃる方も多く、活発な議論が交わされました。会場にはとても温かな空気が流れ、 話しやすい雰囲気が生まれていました。

Danran3  第1回の今回は、「わかることはかわること(佐治晴夫 × 養老孟司、河出書房新社)」 という本に関連した企画です。この本を現在、カフェレストランAgora(柏の葉キャンパス駅すぐ) にてお読みいただくことが出来ます。本棚にはこの他にも、KSELメンバーがセレクトした科学に関する本が 沢山並んでおります。ランチやお茶などを楽しみながら、科学の本にも親しんでいただければと思います!

終了後のアンケートには「また参加したい」という声が多く見られました!KSELでは現在、次回開催の準備を進めています。 今回参加していただいた方はもちろん、多くの方のご参加をお待ちしています! [文:一方井]


コンタクト

柏の葉サイエンスエデュケーションラボ
(会長:羽村)
Mail:ksel.sciあっとgmail.com
(あっとを@に置き換えください)

リンク

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